大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

怪獣

ほぼ一日一怪獣(デストロキング)

由緒正しい東宝の生まれであるにも関わらず、なかなか顧みられる機会のない恐獣と黒星怪獣。こいつらのプロフィールをそらんずることができるようになったら、キミはもう怪獣博士としての第一歩を踏み出していると見ていい。実際のところ、デットラゴンやテ…

ほぼ一日一怪獣(キングダーク)

『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』といえば、カメバズーカのデンライナー撃墜に加えて、もうひとつ大好きなシーンがあった。多くの仮面ライダーが歴史改変によって消滅したため、2011年まで歴代の悪の軍団が存続することとなり、ショ…

ほぼ一日一怪獣(カメバズーカ)

『仮面ライダーV3』とのファーストコンタクトは、小学1年生の夏休みにやっていた再放送で、しばらくは「ズ〜カ〜!」だの「フラ〜イ」だのと鳴き声を交えないと会話ができなくなってしまい、オカンから“デストロン禁止令”を言い渡されたほどなんだけど、今回…

ほぼ一日一怪獣(テンペラー星人)

タロウ怪獣が好きだ。一応、怪獣を超えた存在である超獣をも超えた怪獣というややこしい番組設定がなされているものの、何のことはない見てくれは超獣そのものである。まあ、そういう意味では『帰ってきたウルトラマン』のノコギリンやらグロンケン以降、す…

ほぼ一日一怪獣(カメレキング)

昨日に引き続き、定番の商品化キャラクターの話。自分の場合、『ウルトラファイト』から『ウルトラマンパワード』までがコレクション対象で、特に『ウルトラマンA』と『ウルトラマンタロウ』の怪獣に力を入れてるんだが、ここら辺は定番キャラクター自体が少…

ほぼ一日一怪獣(ガラガランダ)

元旦から何の話だよってなもんだが、どんな人気シリーズにも定番の商品化キャラクターが存在する。ウルトラシリーズであれば、バルタン星人、レッドキング、ゴモラ、ゼットン、エレキング、キングジョー、グドン、ツインテール、ベムスター……要するに、そこ…

ほぼ一日一怪獣(モチロン)

週末&月末以外は、なるべく更新していこうと思っていた当ブログですが、12月の慌ただしさには勝てなかったなあ。それはそれとして2017年といえば、WEBラジオ『怪獣チャンネル』のモチロン回から始まったので、ここは美しくモチロンで締めようかと思う。 ま…

ほぼ一日一怪獣(ギルマン)

ユニバーサルモンスターズでは、メタルーナ・ミュータントとギルマンが好きだ。どちらもミリセント・パトリックによるデザインで、後世への影響は計り知れない。特に新たな半魚人を創造する際、ギルマン的意匠の一切を排除して考えることは不可能だろう。あ…

ほぼ一日一怪獣(ゼイラム)

雨宮慶太の初劇場用作品『ゼイラム』には、とある懐かしい光景が登場する。「ステレオ」「ファクシミリ」などと大きく書かれた看板、陽のあたる場所に構えられたジャンクパーツの露店……そう、まだ高架下くらいにしか飲食店がなかった頃の秋葉原だ。自分も少…

ほぼ一日一怪獣(ゲゾラ)

海外の好事家たちは、日本の「怪獣」を自国の「GIANT MONSTER」と一緒くたにすることなく、きちんと区別して「KAIJU」と呼ぶ。もちろん、映画『パシフィック・リム』が公開される以前からの話だ。怪獣たちに、それだけ異質なる雰囲気を感じているということ…

闇夜にキラメク超闘士

上の写真に、すぐ違和感を覚えた諸君は、なかなかのガシャポン通だ。パッと見だと、何の変哲もない『ウルトラマン超闘士激伝』の塩ビ人形……厳密には、「エンペラ星人編」第1弾にあたるパート12の面々だ。しかし、その成型色に注目していただきたい。 本来の…

ほぼ一日一怪獣(ベノム)

もう潰れてから随分と経つが、近所に小洒落たアメリカ雑貨屋があった。キャプテン・アメリカのサーフボードが目印の、アメトイやコミックブックも取り扱っている店だった。小学生4年生の頃、それまで素通りしていたにも関わらず、何かに惹かれるように入店。…

ほぼ一日一怪獣(ガーシム)

モンスター界隈の番長といえば、『遊星からの物体X』。そして最王手の『エイリアン』は総番で、『ダーククリスタル』が裏番といったところだろうか。いずれも未だフォロワーの出現があとを絶たない超々々名作だが、如何せん裏番は裏番。『ダークリ』の知名度…

ほぼ一日一怪獣(ゴジラ)

自分の作品が映像化された際、“里子に出す”という言い方をする原作者は多い。なかなか的を射た表現だと思う。そして、『ゴジラ』や『スター・ウォーズ』、『ブレードランナー』などの新作が制作されるときのディープなファンの気持ちもまた、(ちょっとニュ…

ほぼ一日一怪獣(首長竜搬送車)

『スペクトルマン』でも数少ない一話完結エピソード、「怪獣マウントドラゴン輸送大作戦」。主役のマウントドラゴン自体は、ただ単にツノを生やしただけのカミナリ竜で、『アイアンキング』のトンガザウルスとどっこいどっこいの素朴なルックスなんだが、実…

ほぼ一日一怪獣(Kravik)

「スーパーフェスティバル75」で見つけた、謎のオリジナル怪人。GALAXY PEOPLEなる海外……というか、怪獣好きの外人の兄ちゃんたちがやってるインディーズトイメーカーの新作なんだが、エリマキトカゲにザクマシンガンもどきを持たせるという酔っぱらいのよう…

ほぼ一日一怪獣(ナマハゲ)

大手動画配信サービスでは、もはや当たり前の存在となったウルトラシリーズ。しかし、検索窓に「ナマハゲ」と打ち込んで、『ウルトラマンA』がヒットするのはHuluだけだ。Amazonプライムビデオでは『妖怪ウォッチ』のみ、Netflixに至っては何も引っかからな…

ほぼ一日一怪獣(オニバンバ)

『ウルトラマンタロウ』といえば、一度も路線変更がなかったという話があるけれど、いわゆる番組強化に関する文書が作成されなかっただけであって、実際のところは細かい軌道修正がなされており、番組前半と後半では番組のテイストにも結構違いがある。 まず…

ほぼ一日一怪獣(オニデビル)

『ワールドスタンプブック 怪獣の世界』によると、オニデビルの腕力は超獣No.1らしい。しかも自分の皮膚を一部を使って、どんな相手の筋力も著しく衰えさせることができる。自分の力の強さに驕ることなく、きちんと長所を活かす方向で知略をめぐらす策士なの…

ほぼ一日一怪獣(オニオン)

かつてジャイアント馬場は、「リング上で行われるものは、すべてプロレスであり、K-1もまたプロレスの一部である」というようなことを語っていたそうだが、自分も怪獣に対して似たような感覚を持っている。クリーチャーもモンスターも怪人も怪ロボットも妖怪…

ほぼ一日一怪獣(ダガーラ)

魔海獣ダガーラが好きだ。平成モスラシリーズって、生意気盛りの中坊のときに観たもんだから、どうしても否定的な態度をとってしまいがちなんだけど、なんだかんだで20年くらい寝かせたことでイイ感じに熟成してきたような気がしてならない。 ただ、当時から…

ほぼ一日一怪獣(ベロクロン?)

いつぞやの「スーパーフェスティバル75」で購入したオーブカリバーのパチもんに付いてきたベロクロンのパチもんには、本家を凌ぐ禍々しさと美しさがある。 ちなみにソフビではなく、前後貼り合わせ構造のプラ製トイ。この手のパチもんといえば、バンダイ製品…

ほぼ一日一怪獣(ラスター)

先日、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を再見する機会があった。まあ、単純に仕事のための確認作業だったんだが、これが意外と悪くない。要するに初見のときは、どのくらい新怪獣が出てくるのか、ウォーカーは活躍するのか、いろいろと期待しながら観た…

一日一超獣(ジャンボキング)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。「一日一超獣」ラストを飾るのは、最強超獣ジャンボキング。『ウルトラマン超闘士激伝』においても、原典に倣って超獣たちの怨霊の結集体という設定だったが、こちらはウルトラ戦士の何十倍もの体躯を誇る強敵として登場してい…

一日一超獣(ヤプール その2)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。昨日に引き続き、今日もヤプールを紹介する。ヤプール次元における本来の姿という設定で、いわゆる最終形態だ。ウルトラ一族が人工太陽のエネルギーで超進化したように、ヤプール人もまた次元の歪みのエネルギーで超進化を遂げ…

一日一超獣(ヤプール その1)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。先月から地道に続けてきた「一日一超獣」も、残すところあと僅かとなった。そろそろ首魁たるヤプールの紹介をしてもいい頃合いだろう。『ウルトラマン超闘士激伝』でも屈指の人気を誇る「ヤプール編」におけるラスボスである。…

一日一超獣(エースキラー)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。今日の超獣は、異次元超人エースキラー。『ウルトラマンA』本編では、いまいち強いんだかそうでもないんだか分かりづらいエースキラーだが、『ウルトラマン超闘士激伝』では一線級の善玉怪獣として活躍……と言っていいのだろうか…

一日一超獣(ブロッケン)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。今日の超獣は、超重戦車ブロッケンとヤプールコマンド。超重戦車アリブンタと同様のコンセプトを有しており、中世の重騎兵のようにヤプール人の雑兵を跨がらせ、黒い甲冑に身を固めている。兜やポーズの影響で赤いパーツが隠れ…

一日一超獣(マザロン)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。今日の超獣は、ハイパーマザロン。マグマ超人マザロン人をモチーフにしたキャラクターで……って、これは前にも書いたな。 しかし闘士マンに追いつめられた怪僧マザロンが、装鉄鋼を身に着けた本気モードがハイパーマザロン。で、…

一日一超獣(ブラックピジョン)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。今日の超獣は、“ブラピ”こと大鳩超獣ブラックピジョン。まあ、そんな呼び名を使っているのは、自分の周りくらいだが、諸君も遠慮せずに真似して欲しい。『サンダ対ガイラ』をこよなく愛するブラッド・ピットのことだから、「あ…