大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

我が家工房

カブちゃん日記(その5)

メスカブちゃんが逝ってしまった。カブトムシのメスは、死ぬまで卵を産み続けるとは聞いていたものの、本当に産むだけ産んでコロッと息絶えるとは……。『オタク大賞』ディレクターの野田真外さんは、まだ子供が小さかったときにカブトムシをつがいで飼ったこ…

大怪獣お台場に現わる

お台場ヴィーナスフォートで、株式会社ハミングバードが運営するドローンスクールにお呼ばれしてきた。ずっとやりたかった、子供向けイベントへの出張だ。どうもスクールのインストラクターさんが、先日の『大怪獣ショー with ザ・リーサルウェポンズ』に来…

ウイップ星人製作記(その9)

極めて短期間で完成を見るものの、イベントや撮影のたびに修正ポイントが浮かび上がってくるカイゼル・ベム。*1 ポジティブな我々は、それを“伸びしろ”と呼んでいるが、ウイップ星人もまた伸びしろの大きい着ぐるみだ。先月の中澤さんのPV撮影にて、プロのス…

ギロチングキング製作記(その16)

ギロチングキング、まだまだ地味~に製作が続いております。一応、ポンズとの合同イベントには間に合ったものの、それでも間に合わせは間に合わせに過ぎないワケで、やっぱり作ってる側としては、いろいろと気になってくる部分が出てくるのだ。特に引っかか…

カブちゃん日記(その4)

犬猫や熱帯魚などと比べて、昆虫は手がかからない生き物だ。特にカブトムシの場合、数日に1回くらいゼリーを替えてやれば、あとはもうすることがない。じっくり観察したければ、飼育ケースの壁面を綺麗にしてやったりする必要もあるが、本当にそのくらいだ。…

カブちゃん日記(その3)

カブちゃん改めカブふみに、お嫁さんを充てがってやろうとのコーナー! 人間に置き換えて考えてみれば、まったく余計なお世話もいいところだが、カブふみだって童貞のまま死ぬことはできまい。子孫を残すため、こいつらは生きているのだ。長峰真弓も「どんな…

カブちゃん日記(その2)

Amazonで注文した飼育ケースが届いた。や、最近の虫カゴはスゴい! 上蓋まで透明になっているものやコバエが沸かないようになっているもの、さらには多頭飼いのための仕切り板など、周辺パーツも含めて充実している。昆虫そのものは、子供の頃から一貫して好…

カブちゃん日記(その1)

床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が、高円寺駅の交番前でオスのカブトムシを拾ってきた。で、自分のメシも我慢して昆虫ゼリーを買ったはいいが、飼育ケースまで手が回らず、部屋の中で放し飼いにしているらしい。相変わらず人智を超えた行動に出る男だ……。 まあ、…

ひとみがすんでいる怪獣軍団

我が家工房1周年記念イベント『大怪獣ショー with ザ・リーサルウェポンズ』、無事に終了しました。ギロチングキングの着ぐるみも間に合って、ホッと一安心。イベントの詳細については、お客さんのひとりが丁寧な感想を書いてくださっていたので、こちらをど…

ギロチングキング製作記(その15)

我が家工房1周年記念イベント『大怪獣ショー with ザ・リーサルウェポンズ』に向けて、ギロチングキングの作業も佳境に入った。どうせお披露目するならば、きちんと全パーツを揃えて塗装している状態まで持っていきたい。細々とした最終調整はともかく、だ。…

まさともリターンズ!!

先日、声優の中澤まさとも(@masatomo_)さんから連絡をもらった。久々の電話だ。中澤さんとは古い付き合いで、互いに十代の頃から一緒に遊んだり、自主映画を撮ったりする仲でありながら、このところは随分とご無沙汰で、それというのもヤツが新しいメアド…

ギロチングキング製作記(その14)

ギロチングキングの塗装が始まった。マスキング作業を一手に引き受けてくれている松谷康德(@luv_kraft)さんや“センセイ”ことぱしみ(@nicesharp)くんが、連日のように訪れており、いつになく賑やかな我が家工房である。一方、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)…

トリフィド時代

あっという間に、この有様か。今度こそ殲滅できたと思っていた1ヶ月前の自分たちは、本当に間抜けだった。あのときのブライ大帝くらい間抜けだ。やれてない、全然やれてないよ……。そもそも誰だ、サンポールが最強の除草剤だなんて戯言を言い始めたのは。

ギロチングキング製作記(その13)

“センセイ”ことぱしみ(@nicesharp)くんが、ギロチングキングの彩色案を送ってきてくれた。即、採用。自分と床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が、漠然と考えていたものよりも黒の割合が大きかったんだけど、黄色の入れ方が魚の模様っぽくて気に入った。そういえ…

ギロチングキング製作記(その12)

相も変わらず行き当たりばったりで進めているギロチングキングだが、いよいよ最終段階に入った。まだ作れていないパーツなんて、四肢と武器、そしてパイル星人の頭くらいだろう。そろそろ全体のカラーリングを決める頃合いだ。しかし、我々もバグカラーに見…

緑の恐怖

えー、我々の負けです。完全に負けました。床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)、今年はもう諦めて、蚊に刺されまくってください。来年は遮光シートの導入も検討するか……。

ディオニス製作記(その5)

(文章デッチ上げ中につき、しばらくお待ちください)

ギロチングキング製作記(その11)

通報騒ぎから1ヶ月が経ち、ギロチングキングの製作も随分と進んだ……と書きたいところだが、写真を見る限りでは劇的な変化が見受けられないかもしれない。せいぜい甲羅と身体の繋ぎ目を隠すためのビラビラが付いたぐらいだ。ちなみにビラビラは、ハンザギラン…

戦慄の植物生命体

夏は暑く、冬は寒い――屋外施設ゆえの弱点を抱えるも、ブルーシートによるカーテンと扇風機や電気ヒーターを組み合わせることで、なんとか凌いできた我が家工房。しかし、カーテンでは防ぎきれないものがある。それが春の花粉であり、夏から秋のカ(蚊)だ。…

さよならサノバビッチ

今や飛ぶ鳥を落とす勢いで知名度を高めている“ポンズ”ことTHE LETHAL WEAPONS。 2ヶ月ほど前のブログで、いつかコラボする日も近いかもしれないと書いたけれど、実は深く静かに進行していたのです。それが『きみはマザーファッカー』へのMV出演であり、拙作…

ディオニス製作記(その4)

(文章デッチ上げ中につき、しばらくお待ちください)

ディオニス製作記(その3)

金子大輝(@taikikaneko1989)さんに頼んでいたディオニスの第2稿が、前回のリテイクから程なくして送られてきた。「メロスはメロスでもアンドロが付くほうのメロスっぽくしてみました」とのことで、いやいや! そういうことじゃないんだよ、金子さん! 別に…

ヤフオク! への着ぐるみ出品に関しまして

先日、我が家工房で一部製作を請け負ったゴジラの着ぐるみが、ヤフオク! に流れているとの報告を受けました。過去の記事にも書きましたように、東宝株式会社様が主催したコンペティション企画『GEMSTONE』への応募作品に使用するものということで製作依頼を…

ギロチングキング製作記(その10)

前回のフォルムチェックを参考に、甲羅やツノの位置調整は終わらせたものの、何故かそれでも違和感が拭えない。間違いなくカッコいい怪獣になってきたはずが、何かがおかしい……。そして四方八方から着ぐるみを眺めること数分間、ようやく違和感の正体が掴め…

ギロチングキング製作記(その9)

あんなことがあったせいで先延ばしにしていた、ギロチングキングの撮影を済ませてきた。バラモンキングのときにも書いた気がするけれど、普段はパーツを分解した状態で作業しているため、たまにこうやって組み上げては全体のフォルムを確認する必要がある。…

ギロチングキング製作記……?

本来ならば、ここにはギロチングキングの最新状態を捉えた記録写真が掲載され、その詳細についてあーでもないこーでもないと要らん話が書かれていたはずだ。しかし今回に限っては、そうもいかなくなった。床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)改めバカが、ギロチング…

ギロチングキング製作記(その8)

これぞ正統派といった面構えの四ツ足怪獣が、ガバッと立ち上がることで恐獣まがいの醜悪な正体を現す――。それが、ギロチングキング(仮)のビジュアルコンセプトだ。まあ、あんなに背中を突起物だらけにしておいて、どこが正統派なんだという声が聞こえてき…

ディオニス製作記(その2)

床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)から上がってきたディオニスの初稿は、如何にも彼らしいムチムチ具合で、当初はウエットスーツでいこうと思ってたけど、『超光戦士シャンゼリオン』のザ・ブレイダーよろしくウレタンで作るのもいいかもしれない。そういえば、あ…

黒く光るボディ

『THE GRASSHOPPER』は、弱冠18歳のときに監督した初の自主制作映画だ。『仮面ライダー』をモチーフとしたアクションもので、スカルペイントのヘルメット男が登場する。主力スタッフだった荒船泰廣 (@arafune)や鉄面あなざ(@Gadjetmovie)は、現在ではプロの…

ギロチングキング製作記(その7)

ミツクリザメ、ノコギリザメ、シュモクザメ、ヘリコプリオン、ステタカントゥス……ギロチングキング(仮)は、古今東西のサメの集合体である。しかし丸っこいバグるみをベースにしたため、サメというよりもフグのようなシルエットになってしまった。また、サ…