大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

甲虫

ゲンちゃん日記(その7)

ロックシュリンプ、投入&即死! 命に値段はつけられないが、それでも800円超だ。また高い餌をやってしまった……。しかし、自分より大きな相手に襲いかかるなんて、よっぽど飢えてたんだろうか。これまで水質悪化を恐れて、餌は必要最低限の量しか与えないよ…

ゲンちゃん日記(その6)

いろんなアクアリストの水槽を眺めていると、綺麗なバックスクリーンを敷いていたり、LEDライトを備え付けてあったりして、非常に見栄えがいいことに気付く。しかし、水槽用LEDバックライトなんてものを検索してみると、どれも目玉が飛び出るような値段だ。…

クワちゃん日記(その3)

あけましておめでとうございます。 12月31日の夕方からマタふみの様子がおかしくなり、ついに動かなくなってしまった。やっぱり年を越すことはできなかったか……と思いきや、よくよく見ると脚がピクピク動いてる! 結局、明け方まで生きていたので、なんとか…

ゲンちゃん日記(その5)

ゲンゴロウはエビを喰わない…………そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。ヤマトヌマエビ、またたく間に全滅! や、物の本には、ゲンゴロウは弱った小魚や昆虫を食べていて、基本的に元気な魚などは捕らえないと書いてあったのだ。よっぽどヤマトヌマ…

ゲンちゃん日記(その4)

ゲンゴロウとヤマトヌマエビだけでは、どうにも色彩的に寂しい。そこで色とりどりのチェリーシュリンプを30匹ほど投入した。アクアリウムに興味を持つまで、赤だの青だの黄色だののエビがいるとは知らなかったが、日本やドイツのブリーダーが、たま~に誕生…

ゲンちゃん日記(その3)

ゲンゴロウが届いた。きちんと確認はしていないが、オスとメスが入り混じっての計6匹だ。水面に突き出るように流木を組み合わせたら、きちんと思惑通りに甲羅干しのために登ってきてくれてハッピー。一方、水生昆虫の飼育手引きにも書かれていた減塩ニボシを…

ゲンちゃん日記(その2)

水槽業界には、タンクメイトという言葉がある。コケや死骸、エサの食べ残しなどを処理させるため、メインとなる観賞魚に随伴して飼う大人しい水生生物を指す。小型のナマズや貝、エビなどが代表格であり、自分は定番中の定番であるヤマトヌマエビを選んだ。…

ゲンちゃん日記(その1)

我が家工房の昆虫ブームは続く。外国産のカブトムシ、そしてクワガタと来て、次は何かと問うならば、思いっきり日本産のナミゲンゴロウである。子供の頃から水生昆虫に対する憧れは強く、いつかゲンゴロウかガムシを飼ってみたいと思っていた。パッと見はカ…

クワちゃん日記(その2)

昆虫飼育の醍醐味は、ただ図鑑の写真を眺めているだけでは分からないことの“発見”にある。もちろん、学術的な意味における発見ではなく、クワガタはカブトムシほどゼリーを食べないとか、それぞれ排泄物を飛ばす方向が違うとか、そんな些細な事柄だ。また、…

クワちゃん日記(その1)

長年連れ添っていたペットが逝くと、どうしても彼らのいない生活に物足りなさを感じてしまい、大して間も置かずに新しい犬猫を飼ってしまうなんて話をよく聞きますが、たった数ヶ月でも喪失感は大きい。結局、昆虫ゼリーも余っているしなあなどと言い訳しつ…

カブちゃん日記(その13)

“アジアの暴君”、故郷のジャワ島より遠く離れた中野の地で果てる――。これまで何度か動きが鈍くなりつつも、そのたびにリポビタンDの一滴で完全復活を遂げてきたため、下手したら種としての限界を超えて、越冬してしまうのではないかと思わせてくれたコーカサ…

カブちゃん日記(その12)

カブふみ夫妻、逝く。台風の直撃を避けるため、ちゃんと書庫に避難はさせておいたんだが、急激な気圧や気温の変化が原因なのか、それとも単純に寿命だったのか、2匹揃って息絶えていた。なお、カマふみのほうは元気だったが、やはり明くる日には動かなくなっ…

カマちゃん日記

最近、カブふみの元気がない。冷静に考えてみたら、9月も終わろうかという時期なのだから、そろそろ寿命なのかもしれん。ただ、前にも元気がなくなったことがあり、そのときはコーカブの登場を期に完全復活を果たしたのである。飼育ケースごしに“アジアの暴…

カブちゃん日記(その11)

カブトムシの飼育は簡単だと書いたが、それでも排泄物の始末くらいはしなくちゃあならない。幼虫だったら、発酵マットの表面に黒い塊みたいな小さなフンが溜まってくるので、それを取り除き、新しいマットを追加して混ぜてやる必要がある。前にも書いたが、…

カブちゃん日記(その10)

人類滅亡後、地球を支配する生物はゴキブリだ、イルカだ、いやタコだなどと諸説あるワケだが、どれも間違ってるね。正解は、コーカサスオオカブトです。はっきり言って、人間はカブトムシを舐めている。舐めきっている。ただ力が強いだけのノータリンだと思…

カブちゃん日記(その9)

甲虫類の身体は、成虫になってからは決して大きくならない。大きな個体が欲しかったら、幼虫のうちにたっぷり影響を与える必要があるのだ。カブトムシの場合、腐葉土や朽木に独自の栄養素を混ぜた発酵マットで育てることが推奨されており、我が家工房もそれ…

カブちゃん日記(その8)

SEX!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!…

カブちゃん日記(その7)

カブトムシに限らず、飼育の醍醐味というものは、図鑑でカタログ的に見ているだけでは分からなかったことを知れる点にあるような気がする。コーカサスなんて、これまでただカッコいい、とにかく強いくらいのことしか知らなかったけど、ヤマトカブトと同じよ…

カブちゃん日記(その6)

コーカサスオオカブト、降臨! やー、買ってしまった。ついに飼ってしまった。もうすぐ夏も終わろうかというのに、我慢の限界が来てしまった。カブふみは可愛いけれど、どこまでいっても飼い主は床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)であり、こっちは宿を貸してやって…

カブちゃん日記(その5)

メスカブちゃんが逝ってしまった。カブトムシのメスは、死ぬまで卵を産み続けるとは聞いていたものの、本当に産むだけ産んでコロッと息絶えるとは……。『オタク大賞』ディレクターの野田真外さんは、まだ子供が小さかったときにカブトムシをつがいで飼ったこ…

カブちゃん日記(その4)

犬猫や熱帯魚などと比べて、昆虫は手がかからない生き物だ。特にカブトムシの場合、数日に1回くらいゼリーを替えてやれば、あとはもうすることがない。じっくり観察したければ、飼育ケースの壁面を綺麗にしてやったりする必要もあるが、本当にそのくらいだ。…

カブちゃん日記(その3)

カブちゃん改めカブふみに、お嫁さんを充てがってやろうとのコーナー! 人間に置き換えて考えてみれば、まったく余計なお世話もいいところだが、カブふみだって童貞のまま死ぬことはできまい。子孫を残すため、こいつらは生きているのだ。長峰真弓も「どんな…

カブちゃん日記(その2)

Amazonで注文した飼育ケースが届いた。や、最近の虫カゴはスゴい! 上蓋まで透明になっているものやコバエが沸かないようになっているもの、さらには多頭飼いのための仕切り板など、周辺パーツも含めて充実している。昆虫そのものは、子供の頃から一貫して好…

カブちゃん日記(その1)

床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が、高円寺駅の交番前でオスのカブトムシを拾ってきた。で、自分のメシも我慢して昆虫ゼリーを買ったはいいが、飼育ケースまで手が回らず、部屋の中で放し飼いにしているらしい。相変わらず人智を超えた行動に出る男だ……。 まあ、…