大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

怪!? 小ファズマ・中ファズマ・大ファズマ


男に二言はないので、新宿を旅して目についたビッグカメラに置いてあるファズマちゃんを買い占めてきた。どのファズマちゃんが、最もファズマちゃんなのか気になっているファズマー(ファズマニア)の諸君のために、それぞれ簡単に紹介してみたいと思う。


さて、大ファズマちゃん。全高50cm超、まさしくジャンボマシンダー級のビックリドッキリファズマちゃんだ。整形色はむき出し、可動箇所も最小限ならば、まともにブラスターを持たせることすら危ういアメトイらしい雑さがたまらない逸品。これはもう、ただただ大きいだけのファズマちゃんなのだが、そもそもファズマちゃん自体がただ大きいだけの抜け作なので、キャラクター性と非常にマッチしていると言えるかもしれない。


お次は中ファズマちゃん。6インチというアクションフィギュアらしいサイズだけあって、一通りの可動とディテールを備えており、敢えてどれかひとつを選ぶならば、このファズマちゃんだろう。しかし、拳パーツが1種類のみしか付いていないため、後続の日本製フィギュアが発売された途端、その価値が一気に雲散霧消してしまう危険性をはらんでいる。その儚さもまた、実にファズマちゃんだ。


そして、小ファズマちゃん。いわゆるミクロマンサイズのファズマちゃんで、ボディのみシルバー塗装されている。当然、可動箇所は少ないのだが、そもそもファズマちゃんはロクに動くことなく倒されてしまったので、これはこれでファズマちゃんらしいフィギュアと言える。豊富なラインナップを魅力とするシリーズなので、いろんなキャラクターやビークルと絡ませるならば、このファズマちゃんだろう。謎の草刈機も付いてくるぞ。ゾンビ対策もバッチリだね、ファズマちゃん。


昨日もチラッと紹介した、極小ファズマちゃん。最低限の可動とディテールが施されている程度だが、ダイキャストの重さと冷たさが本物のファズマちゃんを彷彿とさせる。さりげなく全塗装であり、手にしたときの満足度も存外大きい。ガチャガチャフィギュアなどと一緒に並べるとイイ感じだ。


最後は、ちょっと変わり種の卵ファズマちゃん。ヒーローや怪獣が、得体の知れない卵状の物体に変形するバンダイの定番シリーズに、ファズマちゃんも仲間入りしてしまった。無茶苦茶な機構のわりに、そこそこ均整の取れたフォルムになっているところは、さすがバンダイと言ったところだろうか。人間団子にトラウマを植え付けられた、ターボレンジャー世代のファズマーにオススメしたい。整形色も渋く、意外と雰囲気も出ているぞ。


……如何だったろうか。キミのお気に入りのファズマちゃんは見つかったかな? ただし、本気でファズマちゃんを始めるつもりならば、俺様ちゃんと同じようにすべて購入するべきなのは論を待たない。買うか、買わぬかじゃ!


スター・ウォーズ/フォースの覚醒 20インチフィギュア キャプテン・ファズマ/タカラトミー(Hasbro Inc.)

スター・ウォーズ ブラックシリーズ 6インチフィギュア キャプテン・ファズマ/タカラトミー(Hasbro Inc.)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ベーシックフィギュア キャプテン・ファズマ/タカラトミー(Hasbro Inc.)

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スター・ウォーズ エッグフォース キャプテン・ファズマ/バンダイ