大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

さらば多々買いの日々、そして

ガレージキットの祭典、ワンダーフェスティバル! 今年の夏も無事に開催されたので、朝から並んで行ってきました。現在、「ワンフェス」でヤフってググると、美人コスプレイヤーの特集記事が真っ先にヒットしたりするのだけど、やっぱりワンフェスといえば怪獣なんですよ。なんたって国産初のガレージキットは、大阪の歯科技工士が作った怪獣群だったといわれているくらいなのだから。
で、大帝國ビルトのレッドマン、スチール星人、中華料理屋 恩珍軒のスフィンクス、ガロン、リットル、アンタレス、バレリバ妄想団のメロス、ジャッカル軍団 一般兵士、財団Xの十面鬼ユム・キミル、大帝王クビライあたりを狙ってたんだが、残念ながらメロスとスフィンクスは売り切れていた。しかしメロスはともかく、スフィンクスまで速攻で完売するなんて素晴らしい話じゃないですか。やっぱりワンフェスは怪獣! だね。
さらに会場を回っていたら、D'sのノースサタンとジュクラーがイイ感じだったので即ゲット。怪人工房の銀王軍セットも、まさかのロボットクルー立体化にクラクラする想いだったが、ここは延々とネオショッカー怪人をリリースし続けているどうかしてるディーラー。いったん手を出すと、タコギャングもカニンガージンも……とキリがなくなってしまう。同じく新作のジャガーバンが、俺様ちゃんの心に「集めよ〜う! 集めよ〜う!」と囁きかけてきた気がしたが、絶版も多いようだったの泣く泣くスルーするのだった。



ワンフェスに売っているのは、ガレージキットばかりではない。中古オモチャを販売しているディーラーさんが、エクスプラスのギラドラスとガブラを特価5000円で並べていた。ヤフオクなどの相場と照らし合わせるまでもなく、死ぬほど安い。一も二もなく購入である。その後、店主から「セブン怪獣、他にもありますよ!」と勧められたけれど、そうじゃなくてギラドラスとガブラが好きなのだ。成田亨自身が唱える「怪獣デザインの三原則」に思いっきり反したフリークス怪獣の極地だ。目つきもイッちゃってるぜ。



バンダイアメリカの『Power Rangers Dino Super Charge』よりVillain Ninja(デーボ・シノビンバ)、Villain Gameface(デーボ・スポコーン)、Villain Snide(ネオガイルトン)。今回は見つからなかったが、Villain Doomwing(マッドトリン)も商品化しているらしい。忍者のシノビンバはまだしも、どうしてまたスポコーンが……。まあ、カラフルだし、子供向けのアクションフィギュアとして魅力的なキャラクターではある。



同じくバンダイアメリカの『Power Rangers Dino Charge』よりVillain Fury(怒りの戦騎 ドゴルド)とVillain Wrench(哀しみの戦騎 アイガロン)。あんまり幹部怪人には興味がないんだけど、毒も食らわば皿までということで買ってみた。ドゴルドのみボールジョイントが仕込まれていたり、きちんとアクションフィギュアしていてビックリ。スポコーンなんて、肘すら曲がらないのに!
それはそれとして、Villain Curio(楽しみの密偵 ラッキューロ)とVillain Vivizord(巨大ゾーリ魔)が手に入れば、『キョウリュウジャー』関連の敵怪人はフルコンプということになる。ラッキューロは人気がありそうだから分かるんだが、巨大ゾーリ魔まで売り切れ続出なのが謎すぎるんだよなあ。スーフェス、ワンフェス、いつも全滅だ。まあ、いちばん欲しいヤツは、いつも最後まで手に入らないものなのかもしれぬ。



このブログではお馴染みと断言してもいいだろう。EVOLUTION-TOYの新作、グロッサムX2! ベルガスV5、トロスD7に続く機械獣シリーズ第3弾である。ちなみにジェノバM9の商品化も決定している。アブドラU6も、無彩色版が出ているから時間の問題だろう。しかしTVアニメだけでなく、豪ちゃんのコミック版にも登場する機械獣という共通点があるものの、相変わらずチョイス基準の分からないシリーズだなあ。ここまで永井豪(アブドラ)、五十子勝(ベルガス)、石川賢(トロス&ジェノバ)、桜多吾作(グロッサム)と続いているので、お次は風忍原案のダガンG3やバルカンP5が欲しいところだね。



One upの山葵怪獣ツーン(蓄光Ver.)と極限生命獣バチルキング。ご当地怪獣はコンセプトの都合上、どうしてもおふざけテイストがキツくなりがちなんだけど、このツーンにはやられた。あのヤモマークが原型を担当しているだけあって、フォルム、モチーフ、造形&塗装、そのすべてが高レベルでまとまっている。小ぶりだが、しっかりと手に馴染むサイズ感も素晴らしい。ちなみに今回の蓄光Ver.は、本わさびをイメージしているらしい。兄弟怪獣として、通常版と一緒に並べて飾りたいね。ちなみにバチルキングのほうは若干、自分の好みの範疇から外れているんだが、ツーンと戦わせる相手が欲しかったので購入しました。このサイズの怪獣ソフビは、今後もどんどん集めていきたい。



ふわふわの縫いぐるみ怪獣とイデメカを発表し続けるクマクマアリスの新作、忍者怪獣ヘドゴン……の目に不思議なシールを貼り付けてみた。かの有名な公害怪獣の縫いぐるみとして東宝に版権申請を出したところ、“ウチのキャラクターと類似する要素が見当たらないため、二次創作物とは認められない”と言われてしまい、オリジナル怪獣として販売することにしたそうだ。そりゃそうだ! どう考えても許可を貰うべきは、東宝じゃなくて水木プロだよ! そもそもどうしてアイツを縫いぐるみにしようと思ったんだ。もう何でもアリじゃんか。しかし、前回のポチポチに勝るとも劣らないキュートな縫いぐるみ怪獣である。次は、ふわふわのネズバートンをお願いします!!