大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

鮮血!怪獣スタンプ


レッドマン仕様リペイントの第3弾、古代怪獣ダンガー。『レッドマン』に登場するダンガーは、シュガロンほどではないものの、やや青みがかった体色が特徴なのだ。これがまた、美しい。しかし、今回はエクスプラス製の高額ソフビだから、せいぜい1000円以内で購入することができるバンダイウルトラ怪獣シリーズを塗り直すのとはワケが違う。いよいよ後戻りできない領域に足を突っ込んでしまった気がしないでもない。


それはそれとして先日、こっそり企画協力していたレッドマンのLINEスタンプが配信開始となった。企画者である怪獣同盟OBのタイガー原くん(@TIGERHARA)と一緒に、あーでもないこーでもないと選びに選び抜いた珠玉のレッドファイト! レッドマンを貶めることなく、それでいてクスッと笑える線を狙っております。
なんといっても我々のこだわりは、ちゃんと元ネタのある「きさまこのレッドマンさまとやるきだな!」以外のセリフを創作しないこと。もちろん、無言は無言でスタンプとして使い勝手が悪すぎるため、状況説明ともセリフとも取れるテキストを添えたり、怪獣代わりに定型文フキダシを倒させたり。
たとえば、「許せない!」「絶対許せない!」だと、それはもう完全にレッドマンのセリフになってしまうけど、「許さない」「絶対許さない」だと解釈に広がりができる。フキダシにしても、レッドマン自身のセリフではないのだ。ここはけっこう意見を反映していただいた部分。つまり自分はネタ出し協力もさることながら、それ以上に『レッドマン』のハードコアファンとして譲れないラインを確認するために呼ばれた助っ人だったのだろう。立て! 撃て! 斬れ!
ちなみにLINEのクリエイターズスタンプは、わりと審査基準が厳しいみたいで「人や動物の殺傷、撃たれる、刺される、拷問などの現実的なイメージを描いたもの」はダメなんだが、なんたって相手はフキダシだからね。レッドナイフだって、脇に挟んでるだけだから! ……しかし、よく通ったなコレ。おそらくLINE史上、最も物理的に殺伐としているスタンプに違いない。


大怪獣シリーズ 「ダンガー」 少年リック限定商品/エクスプラス