大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

一日一超獣(ハイパーマザロン)


地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。当ブログは模型専門のそれではないため、これまで塗料なんて買ったこともない人にも分かるよう、なるべく噛み砕いて書いてるつもりなんだが、つくづく初心者にはハードルの高いジャンルだよなと思う。
たとえば、ベンジンに漬けるのは面倒そうだからラッカー系塗料を使おうと考える。で、家電量販店なりオモチャ屋なりの塗料コーナーに向かい、ラッカー系の代表格であるところのMr.カラーを手に取ったら、裏の成分表に「合成樹脂(アクリル)」なんて書いてあるワケだ。アクリルなの? ラッカーなの? そこで躓く人だっていないとも限らないだろう。模型界隈では、溶剤系アクリル樹脂塗料のことをラッカー系塗料と呼んでいて……なんて解説を始めたときには、それだけで面倒臭くてみんな逃げてしまいそうである。
でもまあ、よく分からなかったら、とりあえずシタデルカラーを買えばいいのだ。水で湿らせた面相筆さえあれば、あとはもう溶剤とか何も用意する必要はないので、非常に楽チンです。マジでね。お前はお〜れを信じなさい、ほれ信じなさい! ほれ信じなさい!


そんなこんなで、今日の超獣はハイパーマザロン。マグマ超人マザロン人をモチーフにしたキャラクターで、『ウルトラマン超闘士激伝』中盤を大いに盛り上げた名悪役である。では早速、カラーリング解説に入ろう。「MOURNFANG BROWN」をベースに、エースキラーゴールドスフィンクスブルー「KHORNE RED」改めヒッポリトレッド。ウォッシングは、もはや定番となった「REIKLAND FLESHSHADE」と「NULN OIL」だ。昨日のスフィンクスとは対象的に、今回はあっという間に塗り終えてしまった。
この調子でガンガン塗りまくるぞ! といきたいところなんだが、残念ながら手持ちの超獣が尽きた。現在ネットオークションを駆使して、残りの超獣をかき集めている最中なので、ひとまず1週間ばかりお時間をいただきたい。ではまた来週、地球の馬鹿どもめ!