元旦から何の話だよってなもんだが、どんな人気シリーズにも定番の商品化キャラクターが存在する。ウルトラシリーズであれば、バルタン星人、レッドキング、ゴモラ、ゼットン、エレキング、キングジョー、グドン、ツインテール、ベムスター……要するに、そこまで思い入れのない人間でも知ってるような人気キャラクターのことだ。
まあ、こういった連中でないと商売にならないのは分かりつつ、さすがに飽き飽きというか、たまには違うヤツも欲しいなあというのがマニア心だったりする。実際、食玩のSHODOウルトラマンVSシリーズは、意外性のあるメンツがいないため、いまいち食指が動かない。エースキラーとテンペラー星人は買ったが、彼らもまた定番キャラクターだ。
では、SHODO仮面ライダーVSシリーズはどうか。これがね、意外と頑張ってるのだ。シャドームーンやアポロガイストなんかはもういいよと言いたくなるものの、グリラスワームに百目タイタン、タイガーロイドといったそこそこ重要&有名どころでありつつ、これまで商品化の機会に恵まれなかった怪人もラインナップされていて喜ばせてくれる。
で、ガラガランダ。同じく商品ラインナップに名を連ねているザンジオーともども定番中の定番であり、何かというとこいつらが商品化されているので見飽きた感もあったんだが、いざ手にしてみると悪くない。いつまでも弄っていられるサムシングがあった。
自分にとって、ショッカー怪人とは噛めば噛むほど味が出るスルメのような存在なのだろうか? それとも単純に、初期ウルトラ怪獣ほど繰り返し商品化はされておらず、まだ飽きるまで少し間があるというだけなのだろうか? まったく新年から謎は深まるばかりだ……。とりあえず、「ショッカー軍団、万歳!」とだけ言っておこう。ばんざーい!