大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ほぼ一日一怪獣(ケンタウルス星人)


昨日の『乃木坂工事中』は、「頭NO王決定戦」なる学力テスト企画だった。いわゆる“おバカ”をあぶり出すことを目的としており、この手のアイドル番組では鉄板ともいえる企画だ。まぁ、乃木坂46には13歳の中学生から26歳のOLまで在籍しているため、せいぜい一般常識レベルのことしか問われないのだが、それでも無茶苦茶な解答が続出*1。ゲラゲラと笑いつつ、ここまでアホだと日常会話も成り立たないのではないか。仮に付き合えたとしても、まず一週間が関の山だろうと真顔になる賢い賢いガイガン山崎であった。


ここまで読んで、ハハーンつまりそんな夢みたいな状況を想定してるガイ山が一番のバカっていうオチねと思った諸君、残念でした。脳髄は人間の中の迷宮であるという観点から推測するに、取材で訪れた愉快なインタビュアーに惚れてしまうアイドルや若手女優が現れないとも限らない。長年の担当編集の口癖も「あの子、俺のこと好きだな……!」である。彼が狂っているのではない。これこそが世界の真実(true)であり、リアリストどもが冷笑を浮かべている間に、こっちは夢の“一般男性”に仲間入りという寸法だ。


しかし、俺は十代の女の子の情熱を受け止めることができるのか? そして周囲に隠し通すことができるのか? もしもバレてしまったら、相手によってはボデーを透明にされてしまうかもしれないし、そうでもなくても各社出禁は免れまい。どうする!?
えー、こんなふうに想像してみることで、もはや日常の1コマになってしまったインタビュー仕事にも、ピリリとした緊張感が発生するわけです。しかも相手の正体が、レーダー基地の破壊を目論む侵略者だったら!? とか、どんどん妄想を発展させていくのもアリでしょう。宇宙人だから、先の常識クイズも解けなかったと考えると辻褄も合うぞ!


HG原色ウルトラ怪獣大百科その6〜恋愛は怪獣の味〜 ケンタウルス星人 / バンダイ

*1:もちろん、メンバーによってはヤリにいってる……わざと間違えたり、トンチンカンな答えを書いたりしてるヤツもいるだろうが、その浅はかさも含めて楽しむのがおじさんの嗜みである