大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ウーミン星人製作記(その1)


我が家工房の怪獣製作は、まだまだ続く。大柄なバラモンキングに対して、今度は細かい立ち回りもこなせる星人タイプの怪獣だ。ご覧の通り、ボーズ星人とゴースターを足して二で割ったというか、モンスターハンターシリーズに登場する溶岩竜ヴォルガノスが立ち上がったような姿を想定して進めている。今のところ、こちらのイメージ通りといった感じだが、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)のことだから最終的には別物になるに違いない。それでいいのだ。溶岩魚ウーミン星人なる適当な仮称も、そのうち変わることでしょう。


ちなみにこの怪獣、床山皇帝が一から作ったものではない。頭部は、日藝の後輩が作ったダントスという怪人の流用である。ダンクルオステウスをモチーフにしたカッコいい魚怪人だったんだが、首から下は劣化が激しく、現役生によって廃棄されてしまったらしい。着ぐるみは場所をとるため、こういったことも珍しくないのだ。でも、それはあまりにも寂しい話じゃないか。かつてダントスと戦ったキャプテリオンが、『ウルトラマンジード』の劇中劇『爆裂戦記ドンシャイン』の主役ヒーローの一部*1として生きながらえているように、こいつも我が家工房の手で寿命を延ばしてやりたいと考えているのだった。

*1:上半身のアーマーやアンダースーツなどが流用されている。