大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

テナルンガ製作記(その2)


6、7、8月と働き通しだった日々も終わり、ずっとやりたかった工房の模様替えを敢行した。とても忙しくて同行できなかったんだが、例の大内雷電@Ohuchi_RYDEEN)くんの知り合いがやっているアトリエから追加の塗料とメタルラック、そして諸々の素材を譲り受けてきており、工房内に物があふれ返っていたのである。懸命な読者はもうお分かりだろうが、工房の主であるところの床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)はやりたいことしかやらない……もとい、できない男なので、こういう面倒なことは自分でやるしかない。


しかし、こうして塗料棚、素材棚に加えて、原型製作用の作業机まで並んでいる様を見ると、うちの工房も立派になったもんだなあと感慨深いものがある。台風が来るたびに着ぐるみを包装したり、室内に運び込んだりしていた頃が懐かしい。ほんの3ヶ月前まで、ほとんど野ざらしの状態で作っていたのだから。ちなみに、あらゆる雨風から工房を守り抜くブルーシートのバリアは、床山皇帝が前職での経験を活かして設置したもの。整理整頓はしなくても、こういうことはきちんとやってくれるのだった。なお、新怪獣テナルンガの製作は、まったく進んでおりません。次回は、その辺りの経緯でも紹介しますかね。