大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ワガゴジ? ユカゴジ?


現在、我が家工房は、自主制作映画『我が家ファイト』の撮影に向けて大わらわ……と言いたいところだが、意外とそうでもない。ギリギリになってから慌てずに済むよう、珍しく事前に準備の大半を済ませていたからだ。えらい! もっとも監督である自分に関しては、大まかながら台本を書かなくてはならないし、各スタッフと打ち合わせしながら撮影スケジュールなども決めなくてはならないので、恒例の年末進行にも追われつつ、それなりに慌ただしい日々を送っております。じゃあ、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)のほうは、のんびりと準備作業を進めているのかというと、これまたそうでもなかったりする。


まあ、写真を見れば一目瞭然なのだが、なんとゴジラを作っていたのである。もちろん、かの怪獣王は、東宝が権利を有しているキャラクター。アマチュアとはいえ、勝手に着ぐるみを作ったりしていいものではない。だが、今回は特別だ。東宝とAlphaBoatが主催する『GEMSTONEクリエイターズオーディション』、その記念すべき第一回目のテーマが「ゴジラ」なのである。詳しくは、リンク先の募集要項を読んでいただきたいのだが、あくまでも応募作品のためならば、プロだって口ばかり達者なトーシロだって、好きなようにゴジラの映像を撮っていいということだろう。メガロも、ガイガンも思いのままだ。


しかし実際のところは、そこまで好き勝手に作ってはいないのだった。今回のゴジラ、実は知人から依頼を受けて作っているものだからだ。そうでなければ、もっと俺ジナルなゴジラに仕上がっていたに違いない。ツノとかトゲトゲを生やされて、ハリゴジラもどきにされていたに違いない。ちなみに頭部や手足は、その知人の手によるもの。現段階では取り付けられていないが、背びれや表皮もそうだ。要するに我が家工房は、ボディの製作と各パーツの組み立てを担当しているわけです。なんか、ちゃんとした造形工房っぽくない? 今はまだ友人・知人レベルでしか請けていないけれど、いろいろと軌道に乗ってきたら、こんなふうに外注仕事として怪獣を作るという未来もあり得るかもしれんね。


【2019年4月25日追記】
先日、こちらの記事で紹介しているゴジラの着ぐるみが、ヤフオク! に流れているとの報告を受けました。これは明らかに『GEMSTONE』の応募規約に反した行為であり、当然のことながら我が家工房は関与しておりません。そのため、出品者様にも厳重抗議をさせていただいた次第です。今後、該当アカウントから如何なる出品があったとしても、我々とは一切関係ございません。その旨ご理解いただけますようお願い申し上げます。