一種の山場ともいえる撮影を終えて、ちょっとした燃え尽き症候群になっていた我が家工房。ここらでひとつ充電期間を設けようということになり、しばらくは着ぐるみの破損を直したり、来客を招いたり、夏のボウフラ対策で芝刈りをしたりと、そんなに根を詰めた作業はしていなかったんだけれど、3月頭よりぼちぼち稼働再開している。マーベル・シネマティック・ユニバースになぞらえるならば、ここからが我が家工房のフェイズ2だ。
で、そんなフェイズ2の第1弾が、ギミック満載の四ツ足怪獣ギロチングキング(仮)である。今となっては懐かしいバグるみの残骸パーツを流用しまくることで、作業時間を大幅短縮! わずか数日の間に、大まかな形はできてしまった。デザイン画のようにスマートなシルエットにはならないだろうが、グビラやサメクジラの遺伝子を受け継ぐ怪獣としては、むしろ正解だろう。しかし、デカい。デカすぎる。こんなに何も考えずに新怪獣をボコボコ作ってていいんですかね。フェイズ2は、場所との戦いになりそうだなあ。