大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ギロチングキング製作記(その10)

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前回のフォルムチェックを参考に、甲羅やツノの位置調整は終わらせたものの、何故かそれでも違和感が拭えない。間違いなくカッコいい怪獣になってきたはずが、何かがおかしい……。そして四方八方から着ぐるみを眺めること数分間、ようやく違和感の正体が掴めた。真正面から見たとき、目玉が見えないのである。これではどうにもキャラが弱い。


どうしたもんかと悩んだが、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が言い出したか、それとも自分から言い出したか。背中の大きなツノに、“第2の顔”を付けるというアイデアが飛び出した。ダブルヘッド案、早くも復活だ。元々、ギロチン頭のほうはダミーで、真の顔は顎の下というつもりで進めていたし、背中の宇宙人に操られている設定もいいかもしれん。


まあ、いざ頭が付くと思って見てみると、前方に突き出した2本の突起物も含めて、金星ガニっぽく見えなくもない。そんなこんなで、床山皇帝から「金星だからサターン星人という名前はどうです?」なる学のない発言も飛び出したが、最終的に寄生宇宙人パイル星人と名付けました。これも床山皇帝の提案。別の生命体に身体を打ち込み、内側から侵食&改造していく恐ろしい金属生命体だ。要するにボーグ。以上!