大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

戦慄の植物生命体

f:id:gigan_yamazaki:20190513064010j:plain夏は暑く、冬は寒い――屋外施設ゆえの弱点を抱えるも、ブルーシートによるカーテンと扇風機や電気ヒーターを組み合わせることで、なんとか凌いできた我が家工房。しかし、カーテンでは防ぎきれないものがある。それが春の花粉であり、夏から秋のカ(蚊)だ。まあ、花粉に関しては、薬を飲むなり各々対処するほかないが、カはどうにかできなくもない。ボウフラが涌く水たまりをなくし、成虫の潜伏先となる草木を刈ればいいわけだ。我が家工房の裏には、雑草が生い茂る庭があり、きっとそこから攻めてきてるのだろう。

 

そこで我々は数ヶ月前、“最強の除草剤”と名高いサンポール*1 を倍に希釈して、裏庭で散布しまくった。実際、その威力は凄まじく、ほんの数日で草木が枯れ果てたばかりか、この地に巣食っていたジグモやダンゴムシも死に絶え、人類は自らの行為に恐怖した……。ところがどっこい、やはり自然を甘く見てはいけない。少し目を離した隙に、あの臭い臭いドクダミが大繁殖を遂げていた! ドクダミは、ちぎれた根からも再生するタフな雑草だ。結局、自分たちは弱い草と強い草をふるいに掛けただけに過ぎなかったのである。

 

俺たちが可能性として考えてたのは、もっとミクロな生物学的汚染だった。だが、実際は見てのとおりってなもんで、こうなれば自分も本気を出すしかない。ドクダミもろとも土を掘り返し、根をズタズタにしたうえで純度100%のサンポールをぶちまける! で、こんなときに最も頼りになるのが、ららら農家の子の大内ライダー(@Ohuchi_RIDER)であることは論を俟たないのだが、ちょうど別件と重なってしまったらしい。またも床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)と二人っきりの作業だ。一瞬、これは耕してるだけでは?*2 と不安もよぎったが、とりあえずやり遂げました。もやしっ子にはキツ過ぎる一日だったぜ。

*1:床山皇帝は、近所のドラッグストアでバイトしているため、この手のものは安く手に入れることができるのだ。

*2:いずれにせよ答えが出るのは数週間後だ。これでまた大量に生えてきたら……もうそのときは諦めよう。