大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

カブちゃん日記(その13)

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“アジアの暴君”、故郷のジャワ島より遠く離れた中野の地で果てる――。これまで何度か動きが鈍くなりつつも、そのたびにリポビタンDの一滴で完全復活を遂げてきたため、下手したら種としての限界を超えて、越冬してしまうのではないかと思わせてくれたコーカサスオオカブふみ。この日も、例によって蓋のジョイントに前脚を差し込み、飼育ケースからの脱走を試みていたので安心しきっていたんだが、何の前触れもなくコテンと逝ってしまった。まだ信じられない、まるで電池が切れたかのような死に方じゃないか。

まあ、あんなに頑丈だった前脚の爪が取れかかったりはしていたし、なんだかんだで弱ってきていたのかもしれん。ただ、どの本にも取れやすい、取れやすいと書かれていた跗節が、ウチに来てからは1本も欠けなかったことを考えると、それなりにきちんと飼育してやることができたんじゃないかしら。窮屈だったろうが、少なくともジャワ島で暮らすよりは長生きできたに違いない。さらばコーカブ、さらばカブふみ。そしてメスカブちゃん1号&2号、カマふみ、ついでにアブふみよ。お前らのお陰で楽しい夏だったぜ。