大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

戦え! 怪獣ビッグファイト

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「今度、プロレスデビューすることになった!」と、大内ライダー(@Ohuchi_RIDER)くんから聞かされたのは、12月11日のこと。この男ときたら、いわゆる報・連・相がまったくなっておらず、大抵の事柄が唐突なのだが、今回に関してはオファーそのものが唐突だったらしい。しかし、準備期間は2週間を切っている。彼の分身たる仮面バンダーのスーツは、“センセイ”ことぱしみ(@nicesharp)くんの手によって改修中であり、我々はセコンドとして怪獣を派遣してやる程度のことしかできない。まあ、いきなり怪獣軍団を従えてのデビューは、それなりにインパクトがあるだろう。また、特撮ヒーロー好きのミュージシャンという面を期待されているようだったので、正義の味方っぽく登場しておきながら、いざ追いつめられると容赦なく凶器を使って戦う卑怯者ギミックも考えてみた。凶器は、定番の栓抜き、レンガ、チェーン、さらにウイップ星人の巨大金棒でどうだ。


で、自分がジョルジュ上司、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)がウイップ星人を着ればいいと思ってたんだが、ゲートや花道のスペース的に着ぐるみ2体は厳しいということになり、ジョルジュ上司の人間態を急遽用意することに。ブラック指令と死神博士を足して二で割り、さらに将軍KYワカマツのイメージも加味した死神司令である。本来であれば、『ウルトラマン超闘士激伝』のブラック指令みたいな仮面でも作りたいところだけど、如何せん時間がないのでアリモノの組み合わせだ。ただ、意外とこれからも登板の機会は多そうなので、少しずつブラッシュアップしていきたいところ。結局、自分まで怪獣に入ってしまうと、全体を見て演出する人間がいなくなり、どうにもパッとしない画になってしまいがちなのだ。今回も予定通りジョルジュ上司で出ていたら、いろんな意味で事故が起きていたかもしれん。だって、仮面ライダーV3のフェイスペイントで登場したときの大内くん*1 のアウェー感といったら……。最終的に、そこそこウケてたからよかったけど、見逃し配信で改めて当日の様子を再確認する気にはなれませんなハッハッハ。

*1:しかし、あそこまでV3だとは思わなかった。まあ、仮面ライダーV3としてリングに上がっているワケではないし、首から下もV3柄のサイクルジャージを着てるだけなので、権利的にはグレーゾーンの範疇なのかもしれないけれど、自分としては完全オリジナルのスーツを着て欲しいというか、ちゃんとこさえてやりたいのよね。我が家工房は、極めてクリーンな集団です!