大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

3月のお仕事

ガイガン山崎+齋藤貴義 怪獣プロジェクト - 怪獣チャンネル

今日から君も、怪獣のプロだ――。
夕方の6時過ぎ、いつも12チャンを点けると、ザラブ星人に似た声のオジさんがそう語りかけてきた。
当時、僕はまだ4歳である。素直な子供である。だから確信した、俺は怪獣のプロなのだ。生ける怪獣コンピューターなのだ。
あれから二十余年、僕は怪獣のことを書いたり喋ったりして暮らしている。まさしく怪獣のプロだ。
君も『怪獣チャンネル』を聴いて、怪獣のプロになろう!


#001「ゴジラ(ゴジラシリーズ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#038「モチロン(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#071「タイラント(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#086「ミラクル星人(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#097「ムルロア(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#101「ザ・チャイルド(マンダロリアン)」
#102「鬼太郎……?(ゲゲゲの鬼太郎)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain
#102「第103回「仮面ライダーBLACK(仮面ライダーBLACK)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

メディア芸術カレントコンテンツ
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第1回「What is KAIJU?」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第2回「海を渡った怪獣たち」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第3回「アメリカとゴジラ」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第4回「KAIJU総進撃」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 前編「怪獣なくしてポケモンなし、ポケモンなくして……」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 後編「ゲームが示す怪獣の未来」

ニュータイプ 2020年4月号

ニュータイプ 2020年4月号

  • 発売日: 2020/03/10
  • メディア: 雑誌

2020年3月14日(土)、15日(日)
ガイガン山崎のモンスターナイトメア / 侵蝕する異界編

 入場料 ¥1,500(飲食物の持ち込みOK)
 会場 高円寺シアターバッカス


” 暴力系エンタメ” 専門ライターのガイガン山崎さんがナビゲートする、世界のクリー チャー映画特集企画!
vol.2の今回は「ホラー」の世界から
あの手この手で、てんこ盛りのクリーチャーたちが大襲来!
当代随一の怪獣博士、ガイガン山崎さんと盛り上がろう!!!


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2020年04月04日(土)
春、地熱ナパーム倶楽部ふたたび……

 OPEN 12:00 / START 12:30
 予約 ¥1,800 / 当日 ¥2,300(+要1オーダー以上)
 ※予約はwebにて。
 会場 NAKED LOFT


すっかり姿を見かけなくなり、それでもふとした瞬間に思い出してしまったり。
「地熱くん、いまごろどうしているのかな……?」

カッチカチかつアッチアチの状態で冬眠から飛び起き、新年度を迎えた皆様のハートに、マグマをゆっくり流し込みます。そう、笑顔で!
今回は地上波で自宅の桃色スペースが流された男こと床山皇帝をゲストに、水槽を導入したことで生命が巡り始めた中野の新名所・我が家工房を改めてフィーチャーし、水と命の惑星――地球の尊さを語ります。
今まで以上に海底王国守護神の必殺技名らしいイベントとなることでしょう。お楽しみに!


“地熱ナパーム倶楽部とは”
漫画や特撮、爆発や怪獣怪人などのジャンル系専門家たちが集まり、各自が最近見たり買ったりした面白サムシングを紹介したり、気になるテーマを掘り下げて洞察し、結論めいたものを出したり出さなかったりしつつ、それぞれ専門分野以外のいわゆる“世間”に対しても積極的に(口から)絨毯爆撃を行うことも辞さない決意を示す集団です。
The Event Formerly Known as Asurajigoku(かつて阿修羅地獄として知られたイベント)でもあります。


【出演】
ガイガン山崎(暴力系エンタメ専門ライター/水槽皇帝)
四海鏡(石ノ森章太郎ファン/転職者)
【第35回(通算)ゲスト】
高遠るい(おげれつ漫画家/怒りの呪術師)※皆勤賞
床山皇帝(フリーランスの造形マン / 床ニスト)


僕にも怪獣は造形できる!

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ロックダウンだグリムロックだと、世間は新型コロナウイルスで大騒ぎだけれど、ちょっと告知させて欲しい。4月1日より1ヶ月間、東急ハンズ渋谷店にて『怪獣(カッコいい)はつくれる!!展』と題した、我が家工房のフィーチャリング企画展を開催してもらえることになった。1階エレベータ前のフロアに、バラモンキング、ジョルジュ上司、ギロチングキング(の生首)の3体が展示され、ソフビをはじめとする我が家工房グッズがゲットできるほか、自主制作映画『我が家ファイト』のβ版も公開予定。現状ではどうなるか分からないというか、それこそ不要不急の極みであるため、おそらく無理だろうといわれているものの、もし可能であれば造形ワークショップなんかも開きたいと考えている。


しかし瓢箪から駒ってのは、こういう状況をいうんだろう。ハンズの皆さんは違うと仰るけれど、マルクス曰くすべてを疑え……と、東映アフロサムライこと夕月京四郎も言っていた。おそらくコロナ騒ぎで、本来やろうとしていた企画展が飛んでしまったのではなかろうか。そうじゃなかったら、天下の東急ハンズで我が家工房の展示イベントなんてありえないだろ! ただまあ、とってもありがたい話ではあります。しかもコロナの影響でみんなヒマしてたもんだから、ギリギリの声がけだったにも関わらず、どんどん協力者が増えていく始末。ひょっとしてコロナで得したの、マスク業者の次に我が家工房なんじゃないの。そんなこと書いといて、100日後には誰か死んでるかもしれないけどね。エクスプラスの新商品画像、LINEに「よくね?」とか送ってな。グッズ詳細は、また後日!!

工房、ソフビやるってよ

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我が家工房といえば、怪獣。怪獣といえばソフビ人形ということで、我が家工房でもオリジナル怪獣のソフビを取り扱うことに相成った。ははあ、それで近頃は着ぐるみの制作アナウンスが滞りがちだったんだなと考えるあなたは、非常にいい人です。着ぐるみは、マジで作ってなかった。だって、外が寒すぎるんだもん。あと、新たな趣味である水槽が楽しすぎて、つい……。ソフビに関しても、新たに作り起こしたわけではなく、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)の実家に眠っていたものを送ってもらっただけなので、悲しい言い方だと在庫処分ということになる。逆にカッコいい言い方をすれば、新規事業開拓だ。


実は床山皇帝、数年前までオリジナル怪獣ソフビシリーズを展開していたのである。もちろん、一介のフリーターが気軽に手を出せるジャンルではない。しかし天性のヒモ体質というか、アーティスト体質というか、彼には一種のパトロンがいたのだ。人呼んで、デラックスボンボン軍曹。ギロチングキングの素材となったバグるみも、軍曹の依頼で作ったものだった。もっとも現在、その羨ましすぎる関係は解消されているのだが、やっぱり金持ちってのは気前がいいよね。ソフビの在庫も権利も、まるっと床山皇帝に譲ってくれていたのだ。その志は、我が家工房が受け継ぐ。カイザー怪獣シリーズ、再始動である。


かつてのカイザー怪獣シリーズは、あくまでも床山皇帝と軍曹の遊びだったため、自分はカラバリ案を提出する程度の関わりしか持っていなかったけれど、当然のことながら俺だったらこうするのにという腹案はあった。今後、それを試していきたい。唯一の懸念は、だいぶ期間が空いてしまったこともあり、ソフビ工場が金型を破棄している可能性があったことだが、幸いにして無事が確認された。この金型を作るってのが、金も手間も掛かる部分なのだ。いずれはバラモンキングをソフビ化したり、逆にヤブキリーを着ぐるみにすることなんかも考えているものの、とりあえずは在庫の売れ行きを見て考えていきたい。販売方法に関しては、追って発表します。きっとみんなビックリするんじゃないかな。

2月のお仕事

ガイガン山崎+齋藤貴義 怪獣プロジェクト - 怪獣チャンネル

今日から君も、怪獣のプロだ――。
夕方の6時過ぎ、いつも12チャンを点けると、ザラブ星人に似た声のオジさんがそう語りかけてきた。
当時、僕はまだ4歳である。素直な子供である。だから確信した、俺は怪獣のプロなのだ。生ける怪獣コンピューターなのだ。
あれから二十余年、僕は怪獣のことを書いたり喋ったりして暮らしている。まさしく怪獣のプロだ。
君も『怪獣チャンネル』を聴いて、怪獣のプロになろう!


#001「ゴジラ(ゴジラシリーズ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#038「モチロン(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#071「タイラント(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#086「ミラクル星人(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#097「ムルロア(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#100「大伴昌司(怪獣図解入門)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

メディア芸術カレントコンテンツ
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第1回「What is KAIJU?」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第2回「海を渡った怪獣たち」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第3回「アメリカとゴジラ」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第4回「KAIJU総進撃」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 前編「怪獣なくしてポケモンなし、ポケモンなくして……」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 後編「ゲームが示す怪獣の未来」

ニュータイプ 2020年3月号

ニュータイプ 2020年3月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/02/10
  • メディア: 雑誌

2020年02月03日(月)
鬼怪獣の豆配り ~ウイップ星人、カセイに現る!~

 START 15:30
 入場無料&予約不要
 会場 ブックマート都立家政店


節分怪獣! 光らない豆

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ブックマート都立家政店の、節分イベントにお呼ばれしてきた。いつぞやの子供向けイベントと同様に、こういった町内イベントへの出演は我々の念願のひとつ。特にウイップ星人は、せっかく鬼モチーフにしたのだから、節分イベントのひとつやふたつ経験していないと格好がつかない。しかし、どこにどう営業をかければいいのか? 結局、そこのところがイマイチ分からず、去年まで全世界に念波を送るのみで終えていたのだが、今年は床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が動いてくれたというか、ツイッターで呟いてくれた。そしたら、ザ・リーサルウェポンズとも縁の深い都立家政のブックマートの店長さんが、うちの店の前でどうですかと提案してくれたわけだ。なんでも書いてみるもんだなあ。


一応、店長さんは近所の幼稚園にも声を掛けてくれたみたいなんだが、さすがに節分まで1週間を切っているタイミングでは色好い返事がもらえるはずもなく、さらに顔が怖すぎるし、あくまでも鬼の怪獣であって鬼そのものではないとの理由で断られてしまったらしい。もっともな話である。ただまあ、いずれにせよ近所の子供も立ち寄ってくれるだろうから、もっとファニーに分かりやすくしても罰は当たるまいと、大きなツノを生やした節分覚醒ver.にパワーアップ。ツノパーツはカチューシャを改造したもので、TPOに合わせて取り外しも可能だ。直裁的すぎる怪獣デザインは好みではないのだけれど、これはこれで悪くないよね。いっそのこと虎のパンツでも履かせたほうがよかったかもしれん。


で、いつも頭を悩ませてくれる運搬問題は、バイク乗りの店長が上半身を、電車移動の自分たちが下半身と金棒を両手に持って運ぶという同じ中野区だからこそできる力技で乗り切った。意外となんとかなるもんだ。一方、肝心のイベントのほうはというと、またまた半分成功、半分失敗といったところか。道行く街の人々はもちろん、各地からポンザー=ザ・リーサルウェポンズのファンも集まってくれて大変盛況*1 だったのだけど、あまりにも盛況すぎて、お向かいの床屋の主人が大激怒。さすがの店長もシュンとしちゃって、グダグダな感じでフェードアウトとなってしまった。夜なべして床山皇帝が作ってくれた、ボールを豆に見立てた的当てゲーム用の小道具も使わず仕舞い……。難しいなあ、怪獣業! 今後、俺たちは何度同じ言葉を吐くんだろうね。ホント難しいなあ、怪獣業!!

*1:ちなみに最も食いつきがよかったのは、チビッコでも怪獣ブーム世代のオッサンでもなく、箸が転んでもおかしい年頃の女子高生たちだった。やっぱり女の子からすると、着ぐるみ怪獣は可愛いものなんだね。まだまだ理解はできないが、実に興味深い現象だ。

1月のお仕事

ガイガン山崎+齋藤貴義 怪獣プロジェクト - 怪獣チャンネル

今日から君も、怪獣のプロだ――。
夕方の6時過ぎ、いつも12チャンを点けると、ザラブ星人に似た声のオジさんがそう語りかけてきた。
当時、僕はまだ4歳である。素直な子供である。だから確信した、俺は怪獣のプロなのだ。生ける怪獣コンピューターなのだ。
あれから二十余年、僕は怪獣のことを書いたり喋ったりして暮らしている。まさしく怪獣のプロだ。
君も『怪獣チャンネル』を聴いて、怪獣のプロになろう!


#001「ゴジラ(ゴジラシリーズ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#038「モチロン(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#071「タイラント(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#086「ミラクル星人(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#097「ムルロア(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain
#098「T-800(ターミネーターシリーズ)」 f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain
#099「ウルトラマン(シン・ウルトラマン)」 f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

メディア芸術カレントコンテンツ
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第1回「What is KAIJU?」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第2回「海を渡った怪獣たち」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第3回「アメリカとゴジラ」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第4回「KAIJU総進撃」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 前編「怪獣なくしてポケモンなし、ポケモンなくして……」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 後編「ゲームが示す怪獣の未来」f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

アーティストと素材を繋ぐ~PIGMENT Material Conference Vol.2~


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2020年01月08日(水)
アフター6ジャンクション
 18:00〜21:00 TBSラジオ系にて放送


TBSラジオが65年以上続いた野球中継に幕を下ろし、ラジオ新時代を告げる大型カルチャー番組。
映画・音楽・アイドル・本などの最新カルチャー分析や、独自過ぎる視点で研究した独自のプレゼンなど、日常の中にある「おもしろ」を掘り起こすカルチャー・キュレーション番組の形をとりながら、現代社会に広がる様々な嗜好の多様性を受け止める。
カルチャーを知る、研究するだけでなく楽しく体感できる3時間生放送。


カルチャー最新レポート なんで来ないんすか? 電話ゲスト:ガイガン山崎


2020年01月13日(月)
新春ボルカルス迎撃まつり@特撮のDNA展

 START 17:00
 入場無料&予約不要
 会場 大田区民ホール アプリコ地下1階小ホール


なんと平成ガメラシリーズの脚本家 伊藤和典さんと本作のパッケージイラストレータ開田裕治さんが『ボルカルス』を協力プレイ!
迎え撃つ最強怪獣プレイヤーは本作のゲームデザイナー上杉真人!
人類側サポートはプロデューサー野澤邦仁、司会と解説はドロッセルマイヤーズ渡辺&怪獣博士で特撮ライターのガイガン山崎さんです。
怪獣好きもボードゲーム好きも蒲田に集まれ!
伊藤和典さんのご発案と特撮のDNA展さんのご好意で急遽実現したこのイベント。
会場で『ボルカルス』販売もおこないますし「特撮のDNA展」自体が平成ガメラ特集で最高なのでぜひ二会場をハシゴしてください!


2020年1月25日(土)
日本オタク大賞2019

 OPEN 18:00 / START 18:30
 前売¥2,000 / 当日¥2,500(要1オーダー)
 前売券はイープラスにて発売中!


この1年のアニメ、ゲーム、フィギュア、マンガ、出版、映画、ネット、特撮に至るまであらゆるジャンルのオタクネタを総ざらいする、年間総括イベント!
拡散と浸透、普遍化とタコ壺化の果てに、2019年のオタク業界はいかなる作品を生み、いかなる問題を抱えたのか?
毒舌コメンテーターたちが2019年のネタを縦横無尽に語り倒す!
オタクの明日はどっちだ? そして今年の大賞は??
2001年に始まったこのイベントも、ついに19年目! 明日はどっちだ!
(注・いつもと同じです)


【司会】宮昌太朗
【出演】志田英邦、前田久奈良崎コロスケ藤田直哉ガイガン山崎


家、ついて行ってイイですか?

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床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)から「テレビ東京の取材班、これから工房に連れていってもいいですか?」と連絡があったのは、去年の6月30日のことだった。深夜12時を回っていたが、いつものように原稿執筆で起きていたので承諾。くだんの番組は、何回か観たことがある。居酒屋や銭湯に来てる人、終電を逃した人などに直撃取材を敢行して、自宅で半生について語ってもらうという内容だ。そのときの床山皇帝も、阿佐ヶ谷駅付近で友人と飲んだ帰り道だったらしい。いや、我が家工房は俺の“我が家”であって、お前の家じゃねーだろ! とは思いつつ、*1 これは我々のいい宣伝にもなるぞと考えたわけです。


ただ、酔っ払ってるときの床山皇帝は、よくも悪くも饒舌になってしまいがちなので、自分が同席していないと何を言い出すか分からない。早速、原稿を一時中断すると、ひとり作業場に降りて灯りをつけた。さも造形作業をしていたかのような顔で、撮影クルーを迎え入れようという算段だ。まあ、床山皇帝の不在中に我が家工房が稼働しているなんて、まずありえない状況なんだが、そのくらいの“演出”は誤差の範疇だろう。もっとも向こうさんは、自分たちの番組がドキュメンタリーであることにこだわっており、そんな些細なヤラセも申し訳ない気持ちになるくらい真面目に撮ってくれていた。知らぬが仏……。


しかしだ。実際に完成した映像を観てみると、随分と分かりやすい“物語”にされてしまったという印象も拭いきれない。案の定、自分が立ち会っていないときの床山皇帝は、意識的か無意識的か、如何にもテレビマンが喜びそうな話をしており、それがオンエアの決め手にもなったのだろう。*2 周りを見返すため、己の名前を残すため……そんな理由でも付け加えない限り、世の中の人間は、怪獣の着ぐるみを作り続けるという行為に納得することができないのだ。それは目的か? 目的のための手段か? あらゆる創作活動について回る問題で、我々にとっての怪獣は前者だったが、こちらはなかなか理解されにくい。


もちろん、我が家工房の怪獣がきっかけで救われた、人生が変わったなどと言われたら、決して悪い気持ちはしない。愛すべき怪獣たちとともに、我々の名前が後世まで残ったとしても同様だ。だが、やっぱりそれは目的にはなりえない。我が家工房の目的は、ただただ怪獣を作り続けること。無理くり理由をひねり出すならば、怪獣になりたい、怪獣を撮りたい、怪獣に囲まれて暮らしたいから作るのだ。番組インタビューでも散々喋ったが、現在は怪獣氷河期である。氷河期を生き抜かないことには、その後の繁栄は望めない。そして最後に生き残ったものが、ニュー・スタンダードになる。もしかしたら色鮮やかで武器だらけの怪獣*3 こそが怪獣らしい怪獣、そんな未来がやってくるかもしれないぜ?

*1:この時点では、うちのマンションに引っ越してくるなんて話は一切なかった。年末以降に来ていれば、もっと我が家工房寄りの映像になっていたかもしれない。

*2:どうやら撮ったはいいものの、そのままお蔵入りになることも少なくないようだ。結局、今回の映像も半年近く寝かされていたわけだが、ちゃんと放送まで漕ぎ着けられたのは、担当ディレクター氏の執念や情熱に依るところが大きいように思う。床山皇帝の身の上話に感動して、「僕のディレクター生命を縣けてでもオンエアまで持っていきます!」と啖呵を切った彼の言葉にウソはなかったということだ。

*3:番組内では『ミラーマン』とだけ切り取られていたが、床山皇帝の偏愛対象は、キングザイガー以降の中・後期ミラーマン怪獣であり、ジャンボーグ怪獣であり、それはそのまま自分の超獣愛、恐獣愛と激しくリンクする。米谷佳晃、井口昭彦、鈴木儀雄ら偉大なる先人たちが手掛けた70'sゴテゴテ極彩色怪獣の再現が、我が家工房の基本理念なのだ。