ゲンゴロウとヤマトヌマエビだけでは、どうにも色彩的に寂しい。そこで色とりどりのチェリーシュリンプを30匹ほど投入した。アクアリウムに興味を持つまで、赤だの青だの黄色だののエビがいるとは知らなかったが、日本やドイツのブリーダーが、たま~に誕生するカラフルな個体を繁殖・固定化させていったものらしい。ヤマトヌマエビと同じく、コケ取り要員として人気のミナミヌマエビの亜種で、普通に交配もしてくれるとか。チェリーシュリンプと違って、こっちは駄菓子屋みたいな値段でまとめ売りされているので、後日買ってこようかと思う。もはやゲンゴロウ水槽じゃなくて、エビ水槽だな……。
ゲンちゃん日記(その2)
水槽業界には、タンクメイトという言葉がある。コケや死骸、エサの食べ残しなどを処理させるため、メインとなる観賞魚に随伴して飼う大人しい水生生物を指す。小型のナマズや貝、エビなどが代表格であり、自分は定番中の定番であるヤマトヌマエビを選んだ。そもそもゲンゴロウの飼育に、タンクメイトなんてもの必要なのか? そこそこ大きな虫かごに放り込んで、適当な投げ込み式フィルターでも入れておけばいいのではないのか?
そんな疑念も尽きなかったのだが、ゲンゴロウと同様にジオリウムにも興味津々だったのである。ジオリウムとは、ジオラマ要素をより強化したアクアリウムのこと。クメン内乱から百余年、近隣の開発により水没した熱帯雨林に放置されたATの残骸は、巨大な水生昆虫たちの巣窟と化していた……みたいなシチュエーションで作ってみたい。もちろん、ゲンゴロウ→ダイビングビートル→『装甲騎兵ボトムズ』のクメン編という連想だ。
で、ジオリウムを制作する以上、それなりのサイズの水槽は必要だ。ゲンゴロウだって、狭い虫かごより広い水槽のほうが住心地もよかろう。それに総水量が多ければ多いほど、水質も安定しやすいに違いない。大食漢のゲンゴロウは、水を汚すスピードも早いと聞くし、そうなるとやっぱりタンクメイトは必要だ。今のところ、ゲンゴロウ以外の水生昆虫を購入する予定はないが、節足動物縛りで生体を増やしていくのも楽しそう。まずはヤマトヌマエビを10匹、それからゲンゴロウを6匹だ。さあ、盛り上がってまいりました!
ゲンちゃん日記(その1)
我が家工房の昆虫ブームは続く。外国産のカブトムシ、そしてクワガタと来て、次は何かと問うならば、思いっきり日本産のナミゲンゴロウである。子供の頃から水生昆虫に対する憧れは強く、いつかゲンゴロウかガムシを飼ってみたいと思っていた。パッと見はカナブンとそう変わらないのに、水中を泳ぐ。さらにジャンプすることはもちろん、空を飛び回ることも可能だ。カッコいい、カッコよすぎる。まるでガメラじゃないか! しかし中野には溜池だの休耕田だのがなく、また昆虫ショップなどで見かけることもなかった。
で、すっかり諦めていたのだが、試しにヤフオクで検索してみたところ、これが結構な数のゲンゴロウが出品されているのだ。これを逃す手はない。今や水生昆虫の多くは、環境省のレッドリストに入っており、いつ彼らの売買が禁止されるかも分からないのだから。また今度……なんて二の足を踏んで、数年後に後悔するのも馬鹿らしい。ふと気づけば4ヶ月くらい悩んでいるが、“悩んだら買え”が山崎家の家訓でもある。そこでもう己の決心が揺らいでしまわないよう、わりと大きな水槽やろ過装置、流木なども買ってしまった。底砂なんて、水換え不要を謳っているお高いソイルをチョイス。もう後には引けないぜ!
11月のお仕事
ガイガン山崎+齋藤貴義 怪獣プロジェクト - 怪獣チャンネル
今日から君も、怪獣のプロだ――。
夕方の6時過ぎ、いつも12チャンを点けると、ザラブ星人に似た声のオジさんがそう語りかけてきた。
当時、僕はまだ4歳である。素直な子供である。だから確信した、俺は怪獣のプロなのだ。生ける怪獣コンピューターなのだ。
あれから二十余年、僕は怪獣のことを書いたり喋ったりして暮らしている。まさしく怪獣のプロだ。
君も『怪獣チャンネル』を聴いて、怪獣のプロになろう!
#001「ゴジラ(ゴジラシリーズ)」
#038「モチロン(ウルトラマンタロウ)」
#071「タイラント(ウルトラマンタロウ)」
#086「ミラクル星人(ウルトラマンタロウ)」
#096「キャプテン・アメリカ(キャプテン・アメリカ)」
メディア芸術カレントコンテンツ
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第1回「What is KAIJU?」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第2回「海を渡った怪獣たち」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第3回「アメリカとゴジラ」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第4回「KAIJU総進撃」
ゲームに息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 前編「怪獣なくしてポケモンなし、ポケモンなくして……」
〈コ・ラ・ム・じゃ・な・い!〉第1回「最響ガンダム」 - 鉄仮面とバグについて考えてみた
2019年11月19日(火)
オタク大賞マンスリーVol.78
妖怪大戦争!2019年のゲゲゲの鬼太郎OPEN 19:30 / START 20:00~22:00+α
入場料 ¥1,000(飲食物の持ち込みOK)
会場 高円寺シアターバッカス
猫娘がこんなことになるなんて!
そんな話が盛り上がったのも、もはや1年以上前
視聴率も好調で、すっかり人気も安定してきた
アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6シリーズが
ここにきてまた新たなステージに突入している!!というわけで、今回は
日曜朝のお楽しみ、アニメ「鬼太郎」を心して観るための特集
「妖怪大戦争!2019年のゲゲゲの鬼太郎」
をお送りします。
出演は、
UMA研究家・作家・中沢健
ニュータイプの鬼太郎おじさん・ガイガン山崎
司会は、安心の上から目線クオリティ・宮昌太郎
以上のメンバーでお送りいたします。
今回も新会場
「高円寺シアターバッカス」
からお届けします。
今回も「観覧可」です。
配信終了後には毎回恒例の
「伏せ字なし! ボーナストラック」もありますよ!
アンダーグランド感&プレミア感の漂う、秘密のライブ会場へ
あなたもぜひ足をお運びください!
全怪獣・宇宙人大図鑑 Vol.5
悪辣宇宙人 ジョルジュ星雲人マウマウ
■身長…54メートル ■体重…2万トン
太陽系にジョルジュ大帝国を築こうとする宇宙人。本拠地から部下を操った。
出身地、出現地/ジョルジュ星雲ランジュラン星