大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ギロチングキング製作記(その3)

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ジョルジュ星雲人と同様、ずっと止まっていた四ツ足怪獣ギロチングキング(仮)の製作記だが、こちらの作業も深く静かに進行していた。1月初旬の時点で、すでにデザインもFIXまで持っていくことができていたのだ。初稿、第2稿の段階では、イメージソースのひとつだった『宇宙猿人ゴリ』のゼロンの影響を振り切れずにいたものの、もはやその面影を見出すことは不可能だろう。愛嬌の欠片もない、実に我が家工房らしい怪獣にまとまったと思う。なお、ブレード、ハンマー、ノコギリの換装ギミックは、どこまで造形で再現できるか分からないけれど、ひとまず挑戦してみようということになった。もしかしたらオミットするかも……。しかし、こいつのギミックは武器チェンジだけに留まらない。


なんと後ろ足で立ち上がり、二足歩行スタイルをとることができるのだ。第二の顔というアイデアには、自分も驚かされた。古代の海を荒らし回っていた大海獣が、侵略者の手によって様々な武装や新たな頭部を埋め込まれたといったところか。こちらの顔は、いつも通りの複眼になっている。バラモンキングも、ウイップ星人も、ジョルジュ星雲人も複眼だった。ちなみに、これまで語らずに来たが、ウチの怪獣には「カイゼル=ベム」なる正式名称がある。カイゼルとはもちろん、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)の二つ名であるカイザーから取ったもの。ベムのほうは、宇宙怪物を意味するBEM(bug-eyed monster)であり、要するにウチは複眼一本でいきますよという宣言と受け取っていただきたい。そういう意味では、これが最初で最後の瞳付き怪獣となる可能性が高い。貴重な一体です。