大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

テナルンガ製作記(その1)


ここのところ、怪獣図鑑ばかりで続報をお届けしていなかったため、あいつら着ぐるみ製作に飽きたな? と思われてるかもしれないけど、きちんと3体目に突入しております。しかも4体目との同時進行! ただ、手前のチルソニア遊星人のような激闘士ザケムボーのようなセミ怪人のような粘土原型は、あくまでも床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)の習作であって、いわゆる我が家ゴンではなかったりする。もちろん、ジグリ星人でもない。


まあ、ジグリ星人みたいなヤツを作ろうという案もあるにはあった。つまりそう、正義の怪獣だ。最近、我が家工房も名が知れてきたのか、怪獣ショーの開催を持ちかけられることが増えてきたんだが、皆さん口を揃えてヒーローはいないのかと仰る。でもヒーローなんて、もう世の中に有り余ってるじゃないか。ウチは怪獣しか作りたくない。せめて正義の怪獣……それこそジグリ星人みたいに、マフラーでも巻いた善玉怪獣にしますかねと。


じゃあ、奥のヤツがそうなのかといえば、こいつはもう根っからの悪獣である。その名もアトミック大怪獣テナルンガ。ここまでバキシム、カーリー星人と来たんだから、次はタロウ怪獣にリスペクトを捧げようということで、みんな大好きムルロアの我が家版に挑戦することにしたのだ。いや、ヒーローはヒーローで、ちゃんとヒーローらしく見えるヤツを作りますよ。前回紹介した怪獣ハンター ディオニスがそうなんだけど、いつか作ります。いつになるか分からないけど、いつかね。来世かな。