大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ギロチングキング製作記(その16)

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ギロチングキング、まだまだ地味~に製作が続いております。一応、ポンズとの合同イベントには間に合ったものの、それでも間に合わせは間に合わせに過ぎないワケで、やっぱり作ってる側としては、いろいろと気になってくる部分が出てくるのだ。特に引っかかっていたのがパイル星人の頭で、もう少しボディ=ギロチングキングの背びれとの接合部をナチュラルにして欲しかった。で、そちらは速乾ボンドの積層でなんとかしてもらったものの、まだ後ろ足の装甲が小さかったり、尾ひれが曲がるので芯材を入れたほうがいいかも……とまあ、完璧を期すには、もう少し時間が掛かりそう。気づけば製作開始から半年以上が経ってしまったが、ここまできたら二人が満足できるところまでこだわり抜くぜ。

カブちゃん日記(その4)

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犬猫や熱帯魚などと比べて、昆虫は手がかからない生き物だ。特にカブトムシの場合、数日に1回くらいゼリーを替えてやれば、あとはもうすることがない。じっくり観察したければ、飼育ケースの壁面を綺麗にしてやったりする必要もあるが、本当にそのくらいだ。
ただし、オスとメスの同居生活については、ちょっと気を遣わねばならない。昆虫とはいえ、やっぱり相性みたいなものが存在するらしい。小学生のときに飼っていたカブトムシは、それこそ買ってきた晩にはギチギチと交尾を始めたもんだけど、ウチのカブふみときたら全然なのである。それどころかゴモラばりの角かち上げ攻撃を繰り返すもんだから、哀れメスカブちゃんは前脚が1本もげてしまった。どっちも不憫で見てられん……。

そこで最近は、ケースに仕切り板を入れて飼ってるんだけど、どうもメスカブちゃんの様子がおかしい。日がなずっと土中を潜り進んでいるのだ。実際に飼ってみると、意外とカブトムシは地面を掘るのが好きで、穴の中でじっとしていることが多いと分かったんだが、それともまた違う。もしかして卵を産みたいのか? つまり採取前に交尾を済ませていた個体だった? それでカブふみは気が立っていたのか? なんか、いろいろ繋がってきた。人間も昆虫も、童貞のときは処女を好むというわけだ。まあ、カブふみの子でないことが若干引っかからなくもないけれど、それでも待望の二世じゃないか。早速、大きな衣装ケースにエサとなる腐葉土を詰めて、メスカブちゃんを投入! そしたら案の定、奥へ奥へと潜っていった。しめた! たくさん孵化したら、来年のイベントで配っちゃうぜ?

7月のお仕事

ガイガン山崎+齋藤貴義 怪獣プロジェクト - 怪獣チャンネル

今日から君も、怪獣のプロだ――。
夕方の6時過ぎ、いつも12チャンを点けると、ザラブ星人に似た声のオジさんがそう語りかけてきた。
当時、僕はまだ4歳である。素直な子供である。だから確信した、俺は怪獣のプロなのだ。生ける怪獣コンピューターなのだ。
あれから二十余年、僕は怪獣のことを書いたり喋ったりして暮らしている。まさしく怪獣のプロだ。
君も『怪獣チャンネル』を聴いて、怪獣のプロになろう!


#001「ゴジラ(ゴジラシリーズ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#038「モチロン(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#071「タイラント(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#086「ミラクル星人(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#092「ドラコ(ウルトラマン)」
#093「ダイビングビートル(装甲騎兵ボトムズ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

メディア芸術カレントコンテンツ
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第1回「What is KAIJU?」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第2回「海を渡った怪獣たち」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第3回「アメリカとゴジラ」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第4回「KAIJU総進撃」

アフター6ジャンクション - ウルトラマンタロウ、大人こそ観るべき理由とは?


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ニュータイプ 2019年8月号

ニュータイプ 2019年8月号


                                    ※出演

2019年07月13日(土)
我が家工房1周年記念
大怪獣ショー with ザ・リーサルウェポンズ

 OPEN 12:00 / START 12:30
 予約 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(+要1オーダー以上)
 ※予約はwebにて。
 会場 LOFT9 Shibuya


知る人ぞ知る中野区の新名所“我が家工房”が、二度の通報や幼女の来訪などを乗り越えて、ついに開房1周年を迎えることに!中野区が事実上の怪獣特区となることに疑いの余地がなくなるなか、どういうわけか渋谷区のラブホ街にてお祝いイベントを開催決定!
全国のデパート屋上や住宅展示場に先駆けて、我が家工房初の怪獣ショーも披露されます!
そしてゲストは、各方面(おもに中央線界隈)で話題沸騰中の“ポンズ”ことザ・リーサルウェポンズ
そう、つまりは楽しいオハヨ~体操の時間だ!!


【出演】
ガイガン山崎(暴力系エンタメ専門ライター)
床山皇帝(中野の新条アカネちゃん)
大内ライダー(正義の仮面バンダー)
【ゲスト】
ひとみがすんでいる怪獣軍団
スペシャルミニライブ】
ザ・リーサルウェポンズ


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2019年07月15日(月)
アフター6ジャンクション
 18:00〜21:00 TBSラジオ系にて放送


TBSラジオが65年以上続いた野球中継に幕を下ろし、ラジオ新時代を告げる大型カルチャー番組。
映画・音楽・アイドル・本などの最新カルチャー分析や、独自過ぎる視点で研究した独自のプレゼンなど、日常の中にある「おもしろ」を掘り起こすカルチャー・キュレーション番組の形をとりながら、現代社会に広がる様々な嗜好の多様性を受け止める。
カルチャーを知る、研究するだけでなく楽しく体感できる3時間生放送。


【出演】
18:30~18:50「カルチャートーク」:高橋ヨシキ(映画ライター/「海は怖いよ映画」について)
19:00~19:25「LIVE & DIRECT」:Zweed n' Roll(fromタイ)
19:45~19:55「新概念提唱型投稿コーナー枠」:ビヨンド・ザ・パラスポーツ
20:00~20:45「ビヨンド・ザ・カルチャー」:大人こそ見るべきウルトラマンタロウのススメ by.ガイガン山崎&タカハシヒョウリ



カブちゃん日記(その3)

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カブちゃん改めカブふみに、お嫁さんを充てがってやろうとのコーナー! 人間に置き換えて考えてみれば、まったく余計なお世話もいいところだが、カブふみだって童貞のまま死ぬことはできまい。子孫を残すため、こいつらは生きているのだ。長峰真弓も「どんなにみっともなくても、生物は最期の瞬間まで生きようとしますよ!」と言っていた。まあ、どちらかというと、我々はその言を受けてニヤニヤ笑ってる側の人間なんですけど、それはそれとしてメスカブちゃんを買ってきた。大内ライダー(@Ohuchi_RIDER)くんと同じく、栃木県生まれのピチピチギャルだ。こりゃあカブふみも、さぞかし喜ぶことだろう。ギンギンだろう……と思っていたが、これがまったく我関せずという態度。なんだ、照れてるのか? それともやっぱりお節介だったのか? メスカブに至っては、カブふみのこと避けてない? ♪逃げないでおくれ♪逃げないで♪カブのお嫁さんになっておくれ♪

カブちゃん日記(その2)

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Amazonで注文した飼育ケースが届いた。や、最近の虫カゴはスゴい! 上蓋まで透明になっているものやコバエが沸かないようになっているもの、さらには多頭飼いのための仕切り板など、周辺パーツも含めて充実している。昆虫そのものは、子供の頃から一貫して好きだったが、改めて飼おうという気もなかったので、ここまで飼育環境が進化しているとは知らなんだ。また、ネットで軽く調べてみるだけで、幼少期の育て方が間違いだらけだったことも分かってきた。だから、蛹が羽化しなかったのか! 今の財力や知識を以て、今度こそ幼虫から成虫まで育ててみたい……。結局、カブトムシ手当てだなんだといってるが、自分もカブちゃんを飼ってみたいだけなのであった。テンション上がるなあ。

カブちゃん日記(その1)

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床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が、高円寺駅の交番前でオスのカブトムシを拾ってきた。で、自分のメシも我慢して昆虫ゼリーを買ったはいいが、飼育ケースまで手が回らず、部屋の中で放し飼いにしているらしい。相変わらず人智を超えた行動に出る男だ……。
まあ、それはそれとして、最近はカブちゃんのことが心配で仕方がないのか、着ぐるみの製作も手につかず、とっとと帰宅してしまうことが増えてきた。このままではいつまで経ってもギロチングキングが完成しそうにない! 月イチで新怪獣を繰り出すハイペースっぷりこそが、我が家工房における最大のウリであるからして、由々しき事態というほかないだろう。そこで特例として、今回はカブトムシ手当てを出すことにした。つまり工房で世話できるよう、ケースから土から全部買ってやるというワケだ。なんならカブちゃんに、メスを充てがってやるのもやぶさかではない。まったく前代未聞の福利厚生だぜ。

ひとみがすんでいる怪獣軍団

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我が家工房1周年記念イベント『大怪獣ショー with ザ・リーサルウェポンズ』、無事に終了しました。ギロチングキングの着ぐるみも間に合って、ホッと一安心。イベントの詳細については、お客さんのひとりが丁寧な感想を書いてくださっていたので、こちらをどうぞ。しかし数日前、床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)から送られてきた百均のパーティーグッズ売り場の写真を見ながら、パパッと考えた輪投げコーナーが、ポンズファンにも大ウケだったのは嬉しかった。これまた当日に即興で決めたFUCK&CHIPSといい、こういうのは考え過ぎないほうがいいんだろうね。あと、大内ライダー(@Ohuchi_RIDER)もといバンダーに任せていたチェキが、意外と馬鹿にならない収益を生み出しており、次のイベントでも絶対にチェキろうと思いました。兄チャマのハートをチェキチェキチェキ!