大手動画配信サービスでは、もはや当たり前の存在となったウルトラシリーズ。しかし、検索窓に「ナマハゲ」と打ち込んで、『ウルトラマンA』がヒットするのはHuluだけだ。Amazonプライムビデオでは『妖怪ウォッチ』のみ、Netflixに至っては何も引っかからないのが現状である。最近、新規サービスに押され気味になっているHuluだが、きちんと怪獣怪人の名前をキャッチする精度の高さは、大いなるアドバンテージではなかろうか。異国のサービスといえど、こればかりはナマハゲも評価せざるを得まい。
ちなみに関東育ちだった自分は、ナマハゲとは「は〜げはげ〜！」と唸り声を挙げるのがデフォルトだと思い込んでいた。なお、何故か学生時代にナマハゲの全セリフを抜き出していたので、以下に再録する。ご査証のほどよろしくお願いします。
「スノギランよ、TACが来たぞ……追え！ やってしまえ〜！」「この国に太古から住む八百万の神々を祀らずに異国の神を崇めて、クリスマスのサンタクロースだと言っている奴らを踏み潰すのじゃ〜！ 叩き壊せ〜！ 殺し尽くせ〜！ 叩き斬れ〜！」「いいぞォ、見事じゃ〜！」「そうだ、その意気じゃ！ スノギランよ、踏み潰せ！ 西洋かぶれどもを踏み潰すのじゃ〜！」「やれ〜、やるのじゃ〜！」「とどめだ〜、とどめを刺せ〜！ 刺せ〜！」「その孤児院をぶっ潰すのじゃ〜！」「あの赤いのは何者じゃい？」「悔しい〜！」「やっちまえ〜！ 徹底的にやれ〜！ 西洋おばけを日本から追い出すのじゃ〜！」
