大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ジョルジュ星雲人製作記(その9)

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『我が家ファイト』の準備に入ってしまい、いつしか製作記が尻切れトンボになっていたけれど、クランクインに向けてジョルジュ星雲人の手直しそのものは続けていたのです。ただし前回の段階で、ほぼほぼ完成に近い状態になっていたこともあって、当時の床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)の興味は、例のゴジラのほうに向いていた。そうなるともう、この男を動かすのは難しい。どうしても気になる箇所があるならば、自分でどうにかするしかなかった。まあ、幸いにして床山皇帝は、自分の中での完成まで持っていければ、あとは煮るなり焼くなり好きにしてという人間なので、もう勝手にやっちゃえということに。


しかし、年の暮れも押し迫った頃に『我が家ファイト』の企画が立ち上がり、千葉までロケハンに行ったことで、床山皇帝のやる気ゲージが回復。結局、彼のほうで下半身のパーツを作ってくれた。やっぱり山林で転げ回るには、タイツ剥き出しは危なすぎる。最後は“センセイ”ことぱしみ(@nicesharp)くんに来てもらい、恒例の仕上げ塗装をお願いした。当初、あまりのアトラクっぽさに不安を覚えていたジョルジュ星雲人も、随分と立派になったもんだ。ちなみにセンセイは、いまいち仕上がりに満足できなかったらしく、年明けにも一度来てくれている。なんて真摯な男なんだ! 最近はご無沙汰だけど、また遊びに来てくれ。ジョルジュ星雲人の下半身と新怪獣が、センセイの塗装を待っている!!

THE LETHAL WEAPONSがやってきた!

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三者三様、十人十色、各人各様……基本的に似たような趣味嗜好の人間とばかり行動するタイプだが、それでも仲良しグループが丸ごとハマる新たなコンテンツなんて、なかなか出会えるもんじゃない。みんながみんな同じぐらいの熱量で夢中になれた作品となると、ここ数年では『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』や『ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』、『ヒックとドラゴン』くらいじゃなかろうか。そこに彗星のごとく現れた存在が、THE LETHAL WEAPONSである。我が家工房初*1 のブームが、洋画でも海外ドラマでもなく、まさかバンドだったとは! なんせ音楽といえば、『戦え!ミラーマン』と『強殖装甲ガイバー』くらいしか聴かない床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)まで夢中になって聴きまくってるのだから、これはかなりの異常事態といっていいだろう。


『我が家ファイト』にも通ずる話だけど、元ネタありきでおもしろカッコいいラインを狙う場合、どこまで対象を茶化すか、マニアックに踏み込むかが肝になってきて、ここを誤ると面白くもカッコよくもなくなってしまう。その点、彼らの『80年代アクションスター』は完璧だった。基本的にイジるのはスターの私生活であり、映画の内容には深く触れない。それでいて『ナイトホークス』や『デッドフォール』、『ロックアップ』のタイトルを挙げてくるセンスが信用できるじゃないですか。さらにMVの完成度も高く、特にグラサンをかけた外人とアメフトのヘルメット男という演者ふたりのルックスが抜群にいいのだ。そのポーカーフェイスによって、コミックソング(?)特有の嫌味っぽさが打ち消され、素直な気持ちで笑える。これはかなり考え抜かれているぞと感心した次第。


数年前、ネット上で話題になった怪PV『都立家政のブックマート』も、ほぼ同じ座組みで作られていたが、このときはまだ作り手の“面白いことをやってる俺ら”みたいなドヤ感が少し透けていたように思う。でもまあ、実際に面白いんだから仕方ない。これを隠し通せるようになったら、もはやプロの芸人だ。そこで思い切って素顔を覆ってみた……のかどうかは分からんちん。勝手な深読みだ。ただ、ブックマート都立家政店の常連客ならば、ふたりとも中野区民の可能性が高く、つまりご近所さんではないか。中野に広げよう、友達の輪! ということで、Twitter上にて「新作に、怪獣が必要なときは呼んで下さい!」とラブコールを送ってみたところ、ホントにアイキドウ(@aikikiyohisa)さんが我が家工房まで来てくれた! 近い将来、ポンズ*2 のMVにウチの怪獣が登場したり、逆にウチが劇伴をお願いしたりなんちゅうコラボもあるかもしれません。乞うご期待!


【2019年4月9日追記】
あれから2ヶ月近くが経ち、アイキドウさんはアイキッドさんになり、ポンズの曲数は2曲から13曲にまで膨れ上がり、なんと1stアルバムまで発売! しかも一時期、Amazonのデジタルミュージック部門で一番人気になっていたというのだからすごい話。ウチも頑張らなくっちゃ、頑張らなくっちゃ! とマザロン人ばりに奮起する今日この頃であった。

*1:厳密な話をすると『任侠沈没』があるんだけど、10年以上前のマンガだから“新たなコンテンツ”ではなかろう。しかしコンテンツってのは、なんともイヤな言い方だね。

*2:THE LETHAL WEAPONSの正式略称……らしい。ちなみに我々は、なんとな~く「リーポンズ」と呼んでいた。

『我が家ファイト』撮影記 Vol.4

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1月27日、日曜日。この日も朝5時過ぎにメラーノ(@samuhara)邸を出発した我々は、浜辺に三脚を立てて日の出を待っていた。バラモンキングが夕日に向かって佇む、『我が家ファイト』のラストシーンを撮るのだ。まあ、本来なら日の入りを狙って撮るべきくだりなんだが、西から昇ったお日様が東へ沈むのは『天才バカボン』の主題歌くらいであって、大原の海水浴場すなわち太平洋で撮れるものではない。要するに、朝焼けを夕焼けに見立ててしまおうということ。偉そうにディレクターズチェアなんてものに腰掛け、外部モニターを覗き込む自分の隣では、助監督の清洲昇吾(@KossetsuJiru)くんも、自前のカメラを構えていた。『我が家ファイト』のついでに、汎用性の高い映像素材も残しておこうという腹積もりである。こういうタダで使える素材は、あればあるほどいい。


その後、謎の“いい画撮るマン”と化した清洲くんは、水平線や波しぶきを収めるために何処かへと去っていってしまったけれど、助監督不在でもなお撮影は快調そのものだった。海は風が強く、その風には塩分が含まれているため、機材や着ぐるみへのダメージも大きい。そこで4本分のアイデアを2本のエピソードに統合することで、海辺での滞在時間の短縮を図ったんだが、そうなると当然、現場でのアドリブ的演出が増えてくる。しかし撮影2日目ということもあって、誰もが最小限の指示でキビキビと動いてくれ、こちらは考えることに専念できた。また、キャストが自らアイデアを提案してくれることもあり、こんなにちゃんとした現場を構築できたのは生まれて初めてかもしれない。結果、昼までに2本分きっちり撮り終えることができた我々は、再び国府台の山中へと向かうのだった。


最後の撮影は、豊富な技を持つジョルジュ星雲人と力自慢のウイップ星人のタイマンバトル。ひたすら戦い続けるのみのシンプルな筋書きだが、だからこそ撮っておきたかったエピソードでもある。しかも2日間の撮影を通して、それぞれの怪獣に個性とでも呼ぶべきものが備わりつつあり、決して無味乾燥なアクションのみには終わらないという確信めいた想いがあった。『ファイト』が撮れる自信があった。ひたすら暴れまくる狂犬のようなバラモンキング、とにかく力で押しまくる脳筋のウイップ星人、試合巧者に見えて咄嗟の事態には対応できないジョルジュ星雲人……といった具合で、特にジョルジュ星雲人のキャラクターは、おそらく床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)が演じ続けていただけでは生まれてこなかったものだろう。この嬉しい誤算のお蔭で、『我が家ファイト』は笑顔のうちにクランクアップ。秋になって怪獣が増えたら、またこの地に赴くつもりだ。(おわり)

いのち懸けたトランスフォーム

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ガレージキットの祭典、ワンダーフェスティバル2019[冬]に行ってきた……と書きたいところだけど、珍しく行くことが叶わなかった。ことごとくタイミングの悪い愚弟が、よりにもよって結婚式をバッティングさせてきたのである。こういうとき、ビシッとワンフェスのほうを優先してこそのオタク人生! と思わなくもないが、いいところの坊っちゃん(by.いんちき番長)であるところのガイガン山崎は、きっちり参列してきましたよ。末はアクアマンか、マイティ・ソーか。世界が認める賢兄、ここにありって感じだ。


しかし、みんなが楽しんでいるのに、ただ手をこまねいているほどお人好しでもない。こっちには、遠隔操作型スタンドの大内雷電改め大内ライダー(@Ohuchi_RIDER)がいるのだから。どうせワンフェスには行くんでしょうと、ちょっとお使いを頼むことにした。もっとも数万円もするガレージキットは、流石に申し訳なくてお願いしづらい。バンドマンといえば、いつの時代も貧乏と相場が決まってる。そこで今回は、個人輸入ディーラーが販売している中国製のオモチャに絞ってみたアル。これだって安くはないけどね。


で、買ってきてもらいました。中国製のベロクロン、キングクラブ、タイラント。何故かウルトラ戦士に変形する謎ギミックが搭載されており、*1 怪獣のガワをめくった姿は、どことなくケナーのアタックス*2 を彷彿させるグッドルッキングトイだ。まあ、ウルトラエッグみたいなものなんだろうけど、なんと別メーカーからも同一コンセプトのシリーズが発売されている。こんなのバッティングするか? まったく底が知れないぜ、中国。そしてどうよ、このバッティングに始まり、バッティングで終わる構成。世界3大お兄ちゃんともなると、ほんの手すさびで書いたブログもなかなかのもんでしょう。えっへん。


ULTRAMAN 変形怪兽 / 庄臣

*1:それぞれベロクロンはタロウに、キングクラブはエースに、タイラントゾフィーになる。ちなみに初代マンはハイパーゼットン イマーゴ、セブンはエレキングといった具合で、エレキング以外の人選が謎すぎる……。そして、当然のようにハブられた新マンも不憫だ。

*2:ゼノモーフに擬態した宇宙海兵隊という設定のイカすアクションフィギュア。正式名称は、ALIEN TACTICAL ADVANTAGE EXPLORERだ。バッチリ覚えて、お友達に差をつけましょう。

『我が家ファイト』撮影記 Vol.3

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1月26日、土曜日。我々は千葉県国府台の山中にいた。時刻は午前5時を少し回った頃で、まだ空には月が浮かんでいる。映画の撮影は時間との戦いであり、日の出と同時にクランクインしたいくらいの心持ちだった。ファーストカットは『我が家ファイト』ではなく、我が家工房のオープニングロゴ。つまり東映でいうところの“荒磯に波”、MGMでいう“レオ・ザ・ライオン”、バッド・ロボットでいう……しつこいか。怪獣さえ出ていれば、本編パートなんて要らない。それどころかミニチュアセットも要らないというコンセプトで始まった企画ではあるが、後者にまったく未練がないと言ったら嘘になってしまう。そこで知人から家屋のミニチュアを3棟ほど借り受けて、ロゴ映像として撮影することにしたのである。造成地っぽい盛り土に謎の住宅街を作り、三大怪獣をノッシノッシと歩かせる。敢えて書くまでもないだろうが、『行け!ゴッドマン』のオープニングにオマージュを捧げたものだ。あの雰囲気を完全再現するべく、1.25倍のハイスピード撮影を行っている。ちなみに『我が家ファイト』本編では、『ウルトラファイト』に倣ってハイスピードを一切使っていないので、これが今回のロケで唯一のハイスピード撮影となった。


さて、オープニングロゴの撮影が終わったら、いよいよ本編の撮影開始だ。怪獣の着ぐるみは3体あるため、単純計算で4種類の対戦カードを組むことができる。そこで今回は、山編と海編で各4本の合計8本のエピソードを用意した。理想は1日で4本分すべて撮り切ることだが、3本撮れれば御の字だろう。それがスタッフ共通の見解だった。実際、事前に詳細なプランを立てていたこともあって、撮影そのものは順調に進んでいたが、着ぐるみと機材がまあ壊れる、壊れる。着ぐるみに関しては、これまで本格的な格闘を演じたことなどなかったし、そもそも映像用に作られたものではないから仕方がない。とにかく壊れたら、もう二度と同じ箇所は壊れないよう直せばいいのだ。物は考えようで、ウチの怪獣には伸びしろがあるなあと笑っていられたが、機材トラブルには参った。特に痛かったのがカメラのバッテリーで、その気温の低さから残量がみるみる減っていく。*1 山でさえこれなんだから、明日の海はどうなるんだと気が重たくなったが、なんとか2本のエピソードを撮り終えることができた。即席チームでの撮影1日目ということを考慮に入れれば、充分すぎるほどの撮れ高か。撮影後は近場の温泉に繰り出し、満天の星空を眺めつつ、気の合う仲間たちとともに怪獣映画を撮れる幸せを噛み締めるのだった。(つづく)

*1:やや厳密な話をすると、低温によってバッテリーの電圧が下がり、カメラが正確な残量を認識できなくなるということらしい。本当に減りが早くなっているわけではないので、暖かい場所に戻るとバッテリー残量は回復する。そのため、我々はずっと懐の中で予備バッテリーを温めていた。

『我が家ファイト』撮影記 Vol.2

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1月25日、金曜日。ガイガン山崎と床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)を乗せて、宮下つむじ(@tsumujipiano)さんの運転するトヨタ ハイエースは高速道路をカッ飛ばしていた。目的地は、ココス茂原八千代店。そこで我々は、残りの電車組と合流を果たすのだ。移動中、様々な心配事がよぎった。うちのクルーは、いずれも癖が強い。初対面の阿部悠平(@Heyyuu_bea)さんや村正(@winspector001)さんとうまくやれるのか。いやいや、流石にみんな大人だから大丈夫だろう。問題は、自分自身だ。自主制作映画を撮り始めて、もう10年以上の月日が経つものの、2泊3日のロケは初めての経験である。海や山での撮影も、見知った場所や街中でのそれとは勝手も違う。不安は尽きなかった。


ココスに到着したのは、午後7時過ぎ。我が家工房を出発して、2時間半が経過していたように思う。駐車場には、すでにメラーノ(@samuhara)くんの車が停まっており、電車組の面々も待ち構えていた。今回の撮影のため、彼らは貴重な土日休みを潰すことになる。監督の責任は重大だ。早速、晩メシを食いつつ、撮影の打ち合わせを……と考えていたが、何故か行川アイランドから脱走したキョンが、そこら中で大繁殖しているという話で盛り上がっていた。まあ、顔合わせも兼ねていることを考えれば、しょうもない話題で盛り上がることも大事。しかも行川アイランドといえば、ナマズギラー回におけるショッカー日本支部の隠れ蓑であり、いやがうえにもテンションが高まる。アレアレアレアレアレアレアレアレ!!


往年の東映ヒーロー作品の撮影は、当然ながら生田スタジオの周辺で済まされることが多かった。しかし、神奈川県からほど近い千葉県南部がロケ地に選ばれることもままあり、特に行川アイランド近辺は聖地の中の聖地と言っても過言ではない。キノコルゲも、レンズアリも、カミソリヒトデも、この地で暗躍していた。また、『ウルトラマン80』でいうところの“魔の怪獣島”でもある。我ながらいいところに目をつけてしまったぜ。*1
閑話休題。その後、数少ないコンビニで朝メシと昼メシを調達した一同は、今後のベース地となるメラーノくんの実家に向かい、打ち合わせもそこそこに床に就いた。撮影前の夜は、いつも緊張と興奮で眠れなくなる。この日もやはり目が冴えて仕方がなかったが、不思議と不安は消え去っていた。あと数時間もしたらクランクインだ。(つづく)

*1:東京からのアクセスも悪くないため、生田スタジオ制作ではないスーパー戦隊シリーズメタルヒーローシリーズでもロケ地として頻繁に使用されていた。いわゆるタイアップのため、劇中でも思いっきり名前が登場するところがポイントだ。「ショッカー日本支部の基地が、行川アイランドの地下にあるとは……。流石は地獄大使、いいところに目をつけた」とは死神博士の弁。

1月のお仕事

ガイガン山崎+齋藤貴義 怪獣プロジェクト - 怪獣チャンネル

今日から君も、怪獣のプロだ――。
夕方の6時過ぎ、いつも12チャンを点けると、ザラブ星人に似た声のオジさんがそう語りかけてきた。
当時、僕はまだ4歳である。素直な子供である。だから確信した、俺は怪獣のプロなのだ。生ける怪獣コンピューターなのだ。
あれから二十余年、僕は怪獣のことを書いたり喋ったりして暮らしている。まさしく怪獣のプロだ。
君も『怪獣チャンネル』を聴いて、怪獣のプロになろう!


#001「ゴジラ(ゴジラシリーズ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#038「モチロン(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#071「タイラント(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain
#085「赤影(仮面の忍者 赤影)」
#086「ミラクル星人(ウルトラマンタロウ)」f:id:gigan_yamazaki:20190130013052j:plain f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

メディア芸術カレントコンテンツ
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第1回「What is KAIJU?」
世界に息づく怪獣王(ゴジラ)の遺伝子 第2回「海を渡った怪獣たち」f:id:gigan_yamazaki:20190130013055j:plain

ニュータイプ 2019年2月号

ニュータイプ 2019年2月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/01/10
  • メディア: 雑誌
仮面ライダーフィギュアコレクション (36)【完結号】2019年 02月号 [分冊百科]

仮面ライダーフィギュアコレクション (36)【完結号】2019年 02月号 [分冊百科]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2019/01/15
  • メディア: 雑誌

2019年01月12日(土)
お正月だよ! 地熱ナパーム倶楽部 is your room

 OPEN 12:30 / START 13:00
 予約 ¥1,800 / 当日 ¥2,300(+要1オーダー以上)
 ※予約はwebにて。


明けます!(確定)
前回、イベント名に“平成最後の〜”と謳っておりましたが、年末の慌ただしさと正月のめでたさで、バッチリうやむやにできました。
早々に平成に決着をつけた地熱メンバーは、一足お先! 既に光の速さで明日へダッシュしております。
今回はまさかの「日本オタク大賞」当日開催! つまりハシゴも歓迎!
しかも会場は“カフェなのにメシがことごとく美味い”ことで有名なROCK CAFE LOFT is your roomに、約300mの小移動!
本番より数時間前に「地熱ナパーム的オタク大賞を決定する次第です! お前らロックの話をしろよーッ!!!!
ガイ山さんはダブルヘッダー(ダブルブッキングではありません)となりますので、地熱のみなさんの追い込み次第では、オタク大賞では疲労のため、ニコニコヘラヘラすべてを許す白い妖精になってしまう可能性がありますが――まあ新年ですし、たまにはそんな日があってもいいんじゃないでしょうか?
もしくはオタク大賞“復活のF”に空中元彌チョップ炸裂か?


“地熱ナパーム倶楽部とは”
漫画や特撮、爆発や怪獣怪人などのジャンル系専門家たちが集まり、各自が最近見たり買ったりした面白サムシングを紹介したり、気になるテーマを掘り下げて洞察し、結論めいたものを出したり出さなかったりしつつ、それぞれ専門分野以外のいわゆる“世間”に対しても積極的に(口から)絨毯爆撃を行うことも辞さない決意を示す集団です。
The Event Formerly Known as Asurajigoku(かつて阿修羅地獄として知られたイベント)でもあります。


【出演】
ガイガン山崎(暴力系エンタメ専門ライター/中野のカーンデジファー)
四海鏡(ほぼ無職/石ノ森章太郎ファン)
【第31回(通算)ゲスト】
高遠るい(おげれつ漫画家/怒りの呪術師)※皆勤賞


2019年1月12日(土)
日本オタク大賞2018

 OPEN 18:00 / START 18:30
 前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)
 前売券はイープラスにて発売中!


この1年のアニメ、ゲーム、フィギュア、マンガ、出版、映画、ネット、特撮に至るまであらゆるジャンルのオタクネタを総ざらいする、年間総括イベント!
拡散と浸透、普遍化とタコ壺化の果てに、2018年のオタク業界はいかなる作品を生み、いかなる問題を抱えたのか?
毒舌コメンテーターたちが2018年のネタを縦横無尽に語り倒す!
オタクの明日はどっちだ? そして今年の大賞は??
2001年に始まったこのイベントも、ついに18回目! 明日はどっちだ!
(注・いつもと同じです)


【司会】宮昌太朗
【出演】志田英邦、前田久奈良崎コロスケ藤田直哉ガイガン山崎


2019年01月16日(水)
アフター6ジャンクション
 18:00〜21:00 TBSラジオ系にて放送


TBSラジオが65年以上続いた野球中継に幕を下ろし、ラジオ新時代を告げる大型カルチャー番組。
映画・音楽・アイドル・本などの最新カルチャー分析や、独自過ぎる視点で研究した独自のプレゼンなど、日常の中にある「おもしろ」を掘り起こすカルチャー・キュレーション番組の形をとりながら、現代社会に広がる様々な嗜好の多様性を受け止める。
カルチャーを知る、研究するだけでなく楽しく体感できる3時間生放送。


カルチャー最新レポート なんで来ないんすか? 電話ゲスト:ガイガン山崎