週明けのイベントに向けて、バラモンキングとウイップ星人の改修作業を行なった。ウイップ星人は、せいぜいボツボツの塗り直しくらいのものだったが、バラモンキングに関しては、何ヶ月も寝そべらせて保管していたため、随分と型崩れしていたのだ。また、コ…

ざっくりと身体ができてきたので、とりあえず試着してみた。腕はバラモンキング、ブーツは自主制作映画『D/I/Y』のヒーロースーツからの転用。もちろん、いずれちゃんと新造します。しかしアングラモンを目指していたはずが、どことなくアトラー星人みたいな…

ジョルジュ星雲人は、我が家工房初のタイツ怪人である。合計13体もの怪人が登場する自主制作映画『D/I/Y』*1 のために買い込んだ全身タイツが、何着も余っていたからだ。バラモンキングより動きやすいものを目指して作り始めたウイップ星人が、結果的に大柄…

今日も今日とてテナルンガ……と見せかけて、まったく異なる新怪獣を作っている。*1 その名も 悪辣宇宙人ジョルジュ星雲人。ジョルジュなる名前は、ジョルジュ・ランジュランから拝借した。『ザ・フライ』『ハエ男の恐怖』の原作として知られる『蝿』を執筆し…

我が家版ムルロアことアトミック大怪獣テナルンガ。バラモンキングにせよウイップ星人にせよ、それなりに完成形が見えてきた段階で命名してるんだが、こいつに関しては構想を練り始めた6月の時点で名前を決めてしまった。ムルロア環礁と同じく、ポリネシアの…

6、7、8月と働き通しだった日々も終わり、ずっとやりたかった工房の模様替えを敢行した。とても忙しくて同行できなかったんだが、例の大内雷電（@Ohuchi_RYDEEN）くんの知り合いがやっているアトリエから追加の塗料とメタルラック、そして諸々の素材を譲り受…

これはガイガン山崎が、我が家工房から向かいのビルの屋上を撮影したものである。 大きく伸びた頭、猛禽のような翼、そして四尺はあろうかという錫杖……お分かりいただけたことだと思う。この影の正体が、 古代バビロニアの吸血妖怪ダイモンであることは論を…

ここのところ、怪獣図鑑ばかりで続報をお届けしていなかったため、あいつら着ぐるみ製作に飽きたな？ と思われてるかもしれないけど、きちんと３体目に突入しております。しかも４体目との同時進行！ ただ、手前のチルソニア遊星人のような激闘士ザケムボー…

※画像は製作中のものです。実際のスーツとは異なります。 怪獣ハンター ディオニス 宇宙の薔薇に喩えられる赤く美しい星の女性と、アンドロメダ星雲からやってきた鎧の戦士との間に生まれた超人。一対一のステゴロ勝負にこだわる武闘派で、一撃で片がつく光…

鬼岩怪人 ウイップ星人 ■身長…２.8〜53メートル ■体重…170キロ〜3万トン 地球から節分の文化を根絶するために飛来した宇宙人。 胸から発射する赤い豆を食べた人間は欲張りになるが、青い豆だと怒りっぽくなり、黄色い豆はワガママに、緑の豆は病気になってし…

古代星獣 バラモンキング ■身長…65メートル ■体重…8万2000トン 今から数千年前、地球にやってきた宇宙怪獣。 頭の一本角を輝かせて放つショック光波と、口から吐く5万度の火炎で敵を攻撃する。大きく鋭いツメも強力な武器で、あらゆる金属をバラバラに切断し…

バラモンキングとウイップ星人の、最後の仕上げにあたる作業が完了した。これで本当に、マジのマジで完成である。当然、この段階に入ってくると細かい作業がメインになってくるため、床山皇帝（@Kaisel_Kaiser）ではなく、“センセイ”の異名を持つぱしみ（@ni…

せっかく鬼の宇宙人なんだからということで、ウイップ星人の金棒を作ってもらいました。*1 オニバンバ、ドロボン、オニオンに倣って、如何にもな金棒にする案もあったけれど、最終的には『∀ガンダム』に登場するミンチ・ドリル風のメカニカル金棒に落ち着い…

鬼岩怪人ウイップ星人、ほぼほぼ完成しました。まあ、例によってドライブラシをかけたり、顎の岩石状パーツをオミットしたりといった微調整は必要だろう。せっかく鬼の怪獣なんだから、大きな金棒も作ってあげたいところ。ただ、とりあえず一区切りはついた…

厳密にはマンションの自転車置き場だが、民家の庭で怪獣の着ぐるみを作っているという状況は、多くの人間にとって興味をそそられるものらしい。ミュージシャンの大内雷電（@Ohuchi_RYDEEN）くんや小説家の中沢健（@nakazawatakeshi）さんなど、いつしか同世…

どうして気付かなかったんだろう。確かにこいつは、鬼の怪獣だ。溶岩のつもりで赤く塗ってたけど、赤鬼だったんだ。そして岩石部分は、鬼ヶ島だったんだ。じゃあ、胸のブツブツは？ そう、豆です！ その身に鬼ヶ島をまとい、豆への耐性を高めた赤鬼が、この…

ボーズ星人からカーリー星人へと大きく舵を切った我が家ゴン第2号。せっかく作った左腕のムチは、後頭部から弁髪みたく垂らしてみることに。どことなくギャラクトロンを思わせる処理だが、これこそカーリー星人を意識したことから生まれたアイデア。つまり頭…

ボーズ星人の我が家ver.として進めていたウーミン星人（仮）だが、これがなかなかどうしてまとまらない。元になったダントスは、後輩のぱしみ（@nicesharp）くんのセンスと前屈みの姿勢を貫き通したアクターの頑張りによって、奇跡的なバランスを保っていた…

我が家工房の怪獣製作は、まだまだ続く。大柄なバラモンキングに対して、今度は細かい立ち回りもこなせる星人タイプの怪獣だ。ご覧の通り、ボーズ星人とゴースターを足して二で割ったというか、モンスターハンターシリーズに登場する溶岩竜ヴォルガノスが立…

我が家ゴン改め古代星獣バラモンキング、ついに完成しました。まあ、実際に陽の光のもとで着てみたら、もうちょいシルバーを抑えたり、青い部分にもドライブラシをかけたほうが締まるんじゃないか？ 足にもベロクロンみたいな金色のトゲを生やしたほうがカッ…

屋外施設でありながら、常に雨天決行の我が家工房……なんだけど、とりあえず頭から尻尾まで全パーツ揃ったということで、ここ何日かは小休止モードに入っている。もちろん、だからといって何もしていないわけではない。より広い空間で作業ができるよう、ずっ…

もうこのまま顔らしい顔のない怪獣ということで完成させちゃっていいんじゃないかと考えたことさえあった我が家ゴンだけど、紆余曲折の末に空でも割りそうな顔が付きました。しかしハンガー剥き出しの尻尾といい、最後の最後で井口昭彦リスペクトが爆発。ま…

二の腕、脛、爪、そしてFRP製のツノと、どんどん身体のパーツができてきた我が家ゴン。ここ数日、ずっとキツい〆切に追われていたため、全体のフォルムを確認するための写真を撮ってやるくらいしか構えなかったんだが（豆知識：怪獣は自撮りができない）、だ…

ほぼ日替わりで襲いかかってる〆切と悪戦苦闘している毎日だが、それはそれとして床山皇帝（@Kaisel_Kaiser）の日参も続いている。いざ取り掛かってみたら、思いのほか快適な作業空間だったらしい。数日前まで残骸だった“それ”が、きちんと怪人のていをなし…

我が家の庭には、一匹の怪獣が眠っている。友人の床山皇帝（@Kaisel_Kaiser）が、美術専門学校の卒業制作としてこしらえた大甲獣ガンシャラス……G3ガメラやガーシム、テラガイヤーといった怪獣群を意識して造形されたこいつは、アパート住まいのフリーターが…