大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

怪獣

一日一超獣(番外編)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。最近、怪獣やヒーローと一緒に飾れる特撮ミニチュアセットもどきが流行ってるというか、ちょこちょこ売られるようになってきた。アルティメットルミナスのガスタンクと団地なんて、なかなかツボを心得てる商品ではないかと思う…

一日一超獣(バラバ)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。1週間ぶりとなった「一日一超獣」は、殺し屋超獣バラバ。剣! 鎌! 鉄球! 異次元科学によって武装強化された怪獣=超獣という基本コンセプトに、極めて忠実なデザインと言えるだろう。 さて。ちょっと古い話になるが、自分のペ…

一日一超獣(ハイパーマザロン)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。当ブログは模型専門のそれではないため、これまで塗料なんて買ったこともない人にも分かるよう、なるべく噛み砕いて書いてるつもりなんだが、つくづく初心者にはハードルの高いジャンルだよなと思う。 たとえば、ベンジンに漬け…

一日一超獣(スフィンクス)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。今日の超獣は、古代超獣スフィンクス。『ウルトラマン超闘士激伝』のガシャポンで商品化された超獣は、『ウルトラマンA』の1クール目に登場したものが大部分を占める。派手は派手だが、奇抜というほどでもない絶妙なバランス感…

一日一超獣(エースキラーR)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。なんとタミヤが、満を持してビン入りラッカー系塗料を発売するらしい。初期段階は色数に乏しいため、怪獣塗装に利用できるようになるのは先のことになりそうではあるものの、これまでクレオスが販売するMr.カラーのひとり勝ち状…

一日一超獣(カメレキング)

地球の馬鹿ども、ご機嫌よう。いよいよ本格的に書くことがなくなってきたが、意外とこれまでやってなかったビフォーアクター写真を載せてみる。ベンジンによって、微妙に小さくなっていることが分かるだろうか? まあ、じっくり見ないと分からない程度にしか…

一日一超獣(アリブンタ+ギロン人)

『ウルトラマン超闘士激伝』といえば、ウルトラ戦士と怪獣が聖闘士(セイント)ばりに武装して戦う姿が有名だが、ゴモラやレッドキングのように装鉄鋼(メタルブレスト)を身につけた超獣となると、ヤプールの支配から逃れてベビーフェイスに転向したバキシ…

一日一超獣(ドラゴリー)

お前、ゲームズワークショップ(販売元)から金でも貰ったのか? ウォーハンマーストアのお姉ちゃん*1に性接待でも受けたのか? と疑われても仕方のないエントリーばかり上げてる今日この頃だが、別にシタデルカラーについて不満が一切ないワケではない。 決…

一日一超獣(ベロクロン)

さてさて。今回は彩色方法について、つらつらと述べていこう。もちろん、これはあくまでも自分のやり方であり、唯一の正解ということではない。むしろ間違いだらけというか、シタデルカラーの性能に頼りきった無茶な塗装ともいえる。ただ、あんまり器用じゃ…

一日一超獣(ガマス)

さて。ガシャポンフィギュアを塗るのはいいとして、どんな塗料を使えばいいのか? 『ウルトラマン超闘士激伝 ガシャポン大図鑑』には、サーフェイサーで下地を作ったあと、アクリル系塗料で塗っていくとあるが、これはちょっとキケン。こういった塩ビ人形に…

一日一超獣(闘士バキシム)

今年の模型界隈において、シタデルカラーの普及は最も大きなトピックのひとつだろう。日本でこそ一般的でないものの、アメリカやイギリスではミニチュアを使ったボードゲームが未だ盛んに遊ばれているらしい。シタデルカラーは、そういったゲームのコマを塗…

浜名湖アタック作戦

ウナギが好きだ。子供の頃から大好きだ。風都こと川越育ちの自分は、よく両親に連れられて、鰻料理の老舗いちのやに連れて行ってもらったものである。大人になった今となっては、ガキにそんな贅沢を覚えさせて! と思わなくもないが、“超”が付くほどの偏食少…

リングに絡まる蜘蛛の糸

フランク・ミラーとジェフ・ダロウによる『ザ・ビッグガイ&ラスティ・ザ・ロボット』が、本国での発表から二十ン年を経て初邦訳化された。 遺伝子実験によって生まれた大怪獣に支配された東京を解放するべく、鉄腕アトムをモチーフにしたと思しきロボット少…

冷たくあざける悪の大王

『スーパーフェスティバル74』に行ってきた。この手のイベントとしては、直近で『ワンダーフェスティバル2017[冬]』があったけど、ちょうど例の出家騒動と被っていたこともあって、どうにもこうにもオモチャやガレージキットに囲まれて浮かれる気分になれず…

クジラを喰ってるようなのはOK!

こないだのスーフェスで買ったミニソフビをかんたんリペイントしてみた。例によって口内と歯、爪に部分塗装を施したのち、Mr.ウェザリングカラーでスミ入れしたのみだが、食玩ながらモールド自体はしっかり彫り込まれていたので見違えるほど男前になったんじ…

キリがない

少年リックのコスモリキッドが届いた。春先にライブキングの発売がアナウンスされた時点で、これはワンチャンあるなとは思っていたけれど、いざ現物を目にしても信じられないというか、このクラスの怪獣まで商品化するエクスプラスの侠気には感服するしかな…

超獣人間

幼稚園の頃、風邪をひくとオカンが怪獣ソフビを買ってきてくれた。何度目かの風邪でスカイドンのソフビを手に入れたとき、これはデパートのオモチャ売り場で駄々をこねるよりも効果があるぞと気付いた自分は、スナック感覚で卓上ライトに体温計を押し付ける…

すごいやつがやってきた

遠い宇宙の彼方から、すごいヤツがやってきた。その名もARTFX+ ビッグチャップ。バルタン星人然り、メタルナ・ミュータント然り、人気怪獣であればあるほど立体化の機会に恵まれるものだが、着ぐるみの完全再現となるとグッとその数を減らす……というか、ほと…

LV-426

懐に優しい価格設定と確かな造形力、そして重箱の隅をつつくような狂った商品展開で、全世界のマニアから熱い支持を受けている玩具メーカーNECA。その最新作が、ジェームズ・キャメロンによる『エイリアン2』初期脚本にインスパイアされたアルビノ・エイリア…

鮮血!怪獣スタンプ

レッドマン仕様リペイントの第3弾、古代怪獣ダンガー。『レッドマン』に登場するダンガーは、シュガロンほどではないものの、やや青みがかった体色が特徴なのだ。これがまた、美しい。しかし、今回はエクスプラス製の高額ソフビだから、せいぜい1000円以内で…

俺ァゴジラ

昨日の話の続きになるけれど、怪獣映画に親しんでいないといえば、今回のゴジラは可哀想だったという意見がある。その語り口が穴だらけで稚拙だったため、大半の人間から一笑に付されてしまった感があるものの、まったく見当はずれの話とも思えなかった。怪…

でっかい口から放射能

巷ではけっこうなプレ値がついているゴジラ2016(第二形態)及びゴジラ2016(第三形態)……通称“蒲田くん”と“品川くん”を遅ればせながら購入することができたのでかんたんリペイント。蒲田くんはMr.ウェザリングカラーのステインブラウン、品川くんはマルチブ…

Godzilla, my old friend.

いよいよ大ヒット確定となった『シン・ゴジラ』。オタク界隈では、市川実日子が演ずるところの尾頭ヒロミ(環境省自然環境なんちゃら見習い代理補佐)が大人気だ。特にパロディ漫画家の田中圭一が、いろんな巨匠のタッチで描いた尾頭さんの絵をアップしてか…

今日も戦う僕らのゴジラ

昨晩、『シン・ゴジラ』の世界最速上映があった。自分は一足先に試写会で観ることができたので、死んだような目で大量に積まれた仕事を片付けていたのだが、ツイッターのタイムラインを見ていると否定的な意見は少なく、みんな嬉しそうだ。これはひょっとす…

かんたんリペイントのススメ VOLTEX

先日、怪獣ソフビのかんたんリペイントについて解説させてもらったが、ちょっと言葉足らずな部分もあったかと思ったので補足する。 たぶん、初心者にとって一番の悩みどころは、塗料問題なんじゃあなかろうか。自分の場合、そもそもプラモデル製作が趣味のひ…

さらば多々買いの日々、そして

ガレージキットの祭典、ワンダーフェスティバル! 今年の夏も無事に開催されたので、朝から並んで行ってきました。現在、「ワンフェス」でヤフってググると、美人コスプレイヤーの特集記事が真っ先にヒットしたりするのだけど、やっぱりワンフェスといえば怪…

かんたんリペイントのススメ

最近、ウルトラ怪獣ソフビのリペイントにハマっている。といっても、ソフビ職人の床山皇帝(@Kaisel_Kaiser)に頼んでこしらえてもらった響鬼オニデビルやレッドマン仕様のシュガロンのように本格的なリペイントではない。ちょっとした空き時間……それこそ30…

第1期ウルトラシリーズを超えてゆけ!

祝! ウルトラシリーズ50周年ということで、こんな特番が放送されることになった。目玉企画として、あなたが選ぶウルトラ怪獣決選投票とあなたが選ぶ「名作」回決選投票が用意されているが、例によって例のごとく……第1期ウルトラシリーズの独壇場になりそう…

忍者怪獣でござる

日本人よりも外人のほうが愛している日本ならではの存在といえば、何といっても「忍者」が真っ先に思い浮かぶ。『デアデビル』や『ARROW / アロー』のように、わりと現実に寄せたリアリティラインで進行していたアクションドラマにも、何のエクスキューズも…

光る稲妻 轟く雷鳴

昨年末、総生産数400個のうちの300個がイタリアで売れてしまい、豪ちゃんのお膝元である日本には100個しか入ってこなかったという超人将軍ユリシーザーに続いて、今度は猛獣将軍ライガーンの球体関節アクションフィギュアが新発売された。マジンガーシリーズ…